ダニーデンのランタンイベント
ランタンというのはいわゆる紙提灯のことです。
竹ひごなどで骨組みを作り、その周りに紙や布を張って中にライトを入れたもの。
ダニーデンでは真冬の6月にMid Winter Carnivalというイベントがあり、たくさんの大きなランタンが町をパレードします。
今回はこのイベントのスピンオフ、真夏のイベント
Summer Lights
が歴史ある古い建物の中で行われましたので、その様子をご紹介します!
Summer Lightsが行われたビルと入り口
イベントがあった建物はは、31 Thomas Burns Streetにある
The Loan & Mercantile
というゴールドラッシュの恩恵を受けて1872年に建てられた、豪華で歴史のあるビルです。
現在は使われていないのですが、この辺りは今再開発が行われているので、きっと素敵なビルに生まれ変わるのではと思います。
到着するとポスターと、鯉のランタンがお出迎え。
案内にはダンスもあるということで期待して入ります。
メイン会場はビルの2階、ランタンの明かりのみで暗いので、スタッフが行き先を案内してくれます。
天井には鳥が羽ばたきます。
この紫の色合いはニュージーランド航空の機内を思い出しました(*^^*)
2階のメインスペースは幻想的なランタンの光と音楽
2階につくと中央に大きなスペースと、周りは小さく仕切ったいくつかの部屋に分かれていました。
真ん中には池をイメージしているのか、ハスの葉や花をイメージしたランタンや魚、カエルたちがたくさん。
中央には天井から吊り下げられた女性パフォーマーが、幻想的なダンスをしていました。
このランタンを作ったのはダニーデンのアーティストHannah Johnstoneさんです。
周りの小部屋はそれぞれ違ったテーマ
周りの小部屋に行くとそれぞれが全く違った雰囲気です。
こちらは雲の浮かぶ上空を駆け抜ける馬車の部屋。
この部屋は猛々しい狼!とても大きくて迫力満点でした。
コウモリたちが飛び交う部屋。
一つ大きなランタンの中をのぞいて見ると、ご覧のような構造です。
しっかりした木の枠に和紙、そして小さなLEDライトが入れられていました。
中にはこんな像が立ち並ぶ部屋もあり、入った瞬間はびっくり!
古い真っ暗なビルなので真夏の肝試し的な感じもあって、みなさん楽しんでいました。
巨大ランタンが見られるMidwinter Carnivalも楽しみ
新聞に小さく出ていたイベントなので、軽い気持ちで出向いたのですが、本格的で多数のランタンとオリジナルでつくられた音楽、そしてパフォーマーさんが夢のような世界に連れて行ってくれました。
6月に行われるMidwinter Carnivalでは同じアーティストによる巨大ランタンが町でみられるので、この時期に来られる方はぜひチェックしてみてくださいね。
Midwinter CarnivalのFacebookページはこちらです。
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