ニュージーランドのクリスマスはどんな雰囲気?どんな風に過ごすの?
そんな疑問にお答えできるよう、実体験や写真とともにキウイ(NZ人の愛称)のクリスマスの過ごし方をご紹介します。
日本のクリスマスとの大きな3つの違いも紹介するので、ぜひご覧ください。

ニュージーランドのクリスマスは日本とまったく違うよ〜。
日本とは季節や過ごし方も違い、とても興味深いニュージーランドのクリスマス。
この記事ではNZのクリスマスについて、次のような内容をご紹介します。
雰囲気をイメージするのに役立てば幸いです♫
ニュージーランドでのクリスマスの過ごし方は?
ニュージーランドでは、12月25日のクリスマスは国民の休日です。
学校も夏休み時期とあり、家族で過ごすのが伝統的。

日本では24日のイブが大イベントですよね。
でもニュージーランドでは、24日よりも25日がとても重要な日なんです。
ということで、日にちを含めてNZと日本とのクリスマスで違うところ3つはコチラ!
【ニュージーランドと日本のクリスマスの違い】
- 夏の真っただなかのクリスマス
- 25日は24日より大切な日で祝日
- クリスマスはカップルではなく家族と過ごすのが一般的
また、24日の夜にケンタッキーを食べる習慣はありません😆
ニュージーランドでは、クリスマス時期に真っ赤な花を咲かせる「ポフツカワ」という木がクリスマスツリーとして親しまれています。
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クリスマスプレゼントはみんなの楽しみ
クリスマスプレゼントは、子どもだけでなく大人同士も交換することが多いんです。
しかし日本と違い、お店でクリスマスプレゼントを買ってもラッピングしてくれない場合があります。
ショッピングセンターだとラッピング専用のコーナーが設置され、入っている店舗で買った場合は無料で包装してくれることも。
でもラッピングペーパーを買い、自分で包装するのが一般的です。
そしてツリーの下に並べてワクワク感を高めます!
ついに25日、家族が集まってひとつずつプレゼントの開封のときです。
ツリーの下のプレゼントを渡すときはサンタクロース役を選び、
「ホリーちゃんへ、アダムおじさんより」
みたいに読み上げながら渡すと、とても場が盛り上がりますよ。
サンタがサーフィンしてやってくるクリスマスカード
ニュージーランドは日本と季節が真逆なので、12月は夏真っ盛り。
うさわでは、サンタクロースがこんな風にサーフィンしながらやってくるそうです😆
こちらはクリスマスカード。
早くも11月ころから、本屋や文房具屋ではいろいろな種類のカードが並ぶんですよ。
クリスマスカードのメッセージはさまざまです。
例として、上に書かれているのは次のような意味で広く一般的に使えます。
Wishing you every happiness for Christmas and the coming year.
(幸せなクリスマスと新しい年を迎えられますように)
また宗教によっては、「クリスマス」という言葉を使わない場合も。
「季節のごあいさつ」という意味の、「Season’s Greetings」ならどんな方へも問題ありません。
NZのクリスマスの食事はどんなもの?
さて、ニュージーランドはキリスト教の人口も多いので、教会に行かれる方もいますが、多くの人のクリスマスの主役といえばプレゼントや食事。

ここでは、私の個人的な経験からご紹介します。
わが家の場合は、25日の午前中に家族全員(約15名)で、夫のお父さんの家に集まります。
そしてクリスマスプレゼントの開封。
楽しいプレゼントタイムが終わると、大人たちはクリスマスランチの用意です。
クリスマスの昼食はいろんなタイプがありますが、次のような形式が多いでしょう。
- ポットラック(1家族1〜2品を持ち寄る)
- バーベキュー
みんなで持ち寄る【ポットラック】
ポットラックという持ち寄りの場合は家族間で、
「私サラダとデザートにするね」
「じゃあ私は肉料理のメインで」
と事前に相談しておくと、当日かぶらなくて安心です。
キウイに人気の【バーベキュー】
天気がいいと、外でのバーベキューが一番人気!
バーベキューで焼くのは、お肉が多いのが特徴です。
(左の男性のように、野外で裸足というのもNZらしい!)
- ソーセージ
- ラムチョップ(子羊)
- 牛ステーキ など
よくある風景としては…
男性陣がラグビーやスポーツの話をし、ビールを飲みながら焼きます。
そして女性陣は、サラダの盛り付けやテーブルセッティング。
ランチができるまでのワインやビールのあてに、こんなプレートが作れたら人気ものになれます😊
ニュージーランドのお天気は「1日の中に四季がある」といわれるほど、コロコロ変わるのが特徴。
そのため、バーベキュー中に雨が降り出すことも😂
そんなときはガレージに避難!
ポテトや緑の野菜もこんな風に大容量。
さて、お肉が焼けたらテーブルにすべて並べます。
そして好きなものを取り分け、ワインやビールを片手にクリスマスランチの始まりです。
気持ちい天気なら外で食べたり、天気が悪ければ家の中で。
クリスマスランチはカジュアルな雰囲気が多いと思います。
クリスマスの人気デザートは?

クリスマスにデザートは欠かせませんよね。
ニュージーランドのクリスマスでは、次のようなスイーツが人気です。
- パブロバ(メレンゲのケーキ)
- トライフル(カスタードやスポンジを重ねたもの)
- フルーツケーキ
アイスクリームを添えて食べれば、もうお腹いっぱいです!
そして夜はランチの残りを食べたり、フォーマルなディナーをすることもあります。
フォーマルな場合は、次のようなメニューをよくみかけます。
- ローストポークやチキン
- ふかしたポテトのバターとミントあえ
- 蒸した野菜やサラダ
- パブロバなどのデザート など
ニュージーランドのクリスマスで注意する点とは?
さて、日本からクリスマス時期にニュージーランドに遊びに行かれる場合、がっかりすることも。
その理由は、
日本だとクリスマスの飾り付けがきれいなお店がにぎわい、とてもいい雰囲気ですよね。
でもニュージーランドは年間でも唯一ほとんどのお店がいっせいに休業。
食材など必要なものは、前日に買っておきましょう。
そしてニュージーランド流の、のんびりしたクリスマスを過ごしてくださいね。
クリスマス翌日の26日以降はどう過ごす?
さて、12月26日は「ボクシングデー」と呼び、25日に続いて国民の祝日です。
26日や、そのあと年末年始にかけての過ごし方も最後にご紹介します。
ボクシングデー・セールでショッピング
26日も祝日ですが、25日との違いは、お店がいっせいにオープンすること!
というバーゲンが始まるので、開店と同時にたくさんの人がショッピングを始めます。

家電やガジェットが安くなることが多いのでお買い得!
クリスマス前に目をつけておき、ボクシングデーの朝1番で買うのがおすすめです。
クリスマスのあとは家族で年末年始のニュージーランド旅行
26日以降から年末年始にかけては、家族旅行をするのも伝統的です。
とはいっても、キウイはぜいたくをあまりしません。
私の住んでいるダニーデンでは、素朴なニュージーランドの国内旅行が多い印象です。
- ビーチ・湖
- キャンプ
- ボートや釣り
- ハイキング など
ニュージーランドは都市に住んでいても、車で1〜3時間も走れば大自然の広がる地域に行けることがほとんど。
家族とゆっくりキャンプや釣りをしながら年末年始を送るのが、キウイらしいクリスマス後の過ごし方といえると思います。
ニュージーランドでのクリスマスの過ごし方のまとめ
この記事では、ニュージーランドでのクリスマスの過ごし方を日本との比較なども入れながらご紹介しました。
特徴をまとめるとこんな感じです。
- 25日は家族と過ごす
- プレゼントや食事が楽しみ
- 25日はお店がほぼ閉まる
- 26日以降はショッピングや国内旅行
今ニュージーランドにいる方も、これから来られる方も、日本にいながらNZのクリスマスに興味がある方も参考になればうれしいです😊
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