いよいよ明日の日曜日、オールブラックスがNZで400日ぶりのテストマッチ。
10月11日はニュージーランドとオーストラリアが対決する【ブレディスローカップ】の第1試合目がウェリントンにて開催です!
そこでこの記事では、次のような内容をご紹介します😊
2戦目についても出場選手や個人的注目ポイントをまとめました。
ブレディスローカップ1試合目の日程や放送は?
時間や日本での放送は次のようになっています。
観客も入り、ニュージーランドではSky Sportsで生中継。
日本ではJ Sportsで生放送です!
10月11日(日)
4.00PM(日本時間 12.00PM)
ウェリントン スカイスタジアム
【日本での放送予定(生放送)】
配信期間 : 10月11日(日)
- J Sports オンデマンド
11:45AM~3:15PM
- J Sports 4
11:45AM~2:00PM
ところで、ブレディスローカップはどういう大会?
【ブレディスローカップとは?】
1931年から行われている、ニュージーランド対オーストラリアのラグビー国際対抗試合。
今までの対戦成績は、ニュージーランドが47回優勝、オーストラリアが12回優勝です。
こちらの記事で大会の概要について紹介しているので、あわせてご覧ください😊
All Blacksのスターティングメンバーは?
出典:All Blacksツイッター
昨日の金曜日、1試合目の出場メンバーが発表されました!
ABsの新監督、イアン・フォスター氏は次のようにコメントしています。
23プレーヤーの選出にあたり、キャンプ最初の10日はまず選手がどのように環境に適応するのか見たかった。
そのため、いくつかのポジションの選出については偏見なしで柔軟に考えていたよ。
そして才能ある選手が集まったグループに本当に興奮している。
オーストラリアも新コーチを迎え、1戦目を勝ちに全力で勇敢に戦ってくるだろうね。
それはこちらも同じ。スピードがあり、目まぐるしく、高い強度の試合になることは間違いない。
そしてファンはただ精一杯応援して楽しんでほしい。
ブレディスローカップは両国間の特別な試合であると同時に、今大会はこの状況で試合ができるお祝いの意味もある。
ワラビーズとともに、みんなが楽しめる機会を作り出せることを願っています。
それでは、オーストラリア・ワラビーズと戦うチームをご紹介します。
ポジションの呼び方はニュージーランド流です😊
ポジション | 選手名 | キャップ数 |
1、ルースヘッドプロップ | ジョー・ムーディ(クルセイダーズ) | 46 |
2、フッカー | コーディー・テイラー(クルセイダーズ) | 50 |
3、タイトヘッドプロップ | オファ・トゥウンガファシ(ブルーズ) | 35 |
4、左ロック | パトリック・トゥイプロトゥ (ブルーズ) | 30 |
5、右ロック | サム・ホワイトロック(クルセイダーズ) | 117 |
6、ブラインドサイドフランカー | シャノン・フリゼル(ハイランダーズ) | 9 |
7、オープンサイドフランカー | サム・ケイン(キャプテン)(チーフス) | 68 |
8、ナンバーエイト | アーディ・サヴェア(ハリケーンズ) | 44 |
9、ハーフバック | アーロン・スミス(ハイランダーズ) | 92 |
10、ファーストファイブ | リッチー・モウンガ(クルセイダーズ) | 17 |
11、レフトウィング | ジョージ・ブリッジ(クルセイダーズ) | 9 |
12、セカンドファイブ | ジャック・グッドヒュー(クルセイダーズ) | 13 |
13、センター | リーコ・イオアネ(ブルーズ) | 29 |
14、ライトウィング | ジョーディー・バレット(ハリケーンズ) | 17 |
15、フルバック | ダミアン・マッケンジー(チーフス) |
23 |
16、リザーブ・フッカー | デイン・コールズ(ハリケーンズ) | 69 |
17、リザーブ・ルースヘッドプロップ | カール・トゥイヌクアフェ(ブルーズ) | 13 |
18、リザーブ・タイトヘッドプロップ | ネポ・ラウララ(チーフス) | 26 |
19、リザーブ・ロック | トゥポウ・ヴァアイ(チーフス) | デビュー |
20、リザーブ・ルースフォワード | ホスキンス・ソトゥトゥ(ブルーズ) | デビュー |
21、リザーブ・ハーフバック | TJ・ペレナラ(ハリケーンズ) | 64 |
22、リザーブ・ミッドフィールド | アントン・レイナート・ブラウン(チーフス) | 43 |
23、リザーブ・アウトサイドバック | ケイレブ・クラーク(ブルーズ) | デビュー |
参考:All Blacks:THREE NEW ALL BLACKS NAMED FOR OPENING BLEDISLOE CUP TEST
オールブラックスの見どころは?
さて、1試合目は両チームたくさん注目ポイントがあると思いますが、ここではオールブラックスの見どころを4つご紹介します。
ジョーディー14・ボーデン15(ボーデンはケガで欠場、マッケンジー選手がフルバックに入りました)
ジョーディー・バレット選手 | ボーデン・バレット選手 |
チームが発表されてNZで1番大きな反響は、ジョーディーが14番でボーデンが15番というところだったと思います。
ジョーディはスーパーラグビー・アオテアロアでフルバックとして長距離ゴールキックを含めすばらしいプレーが目立ちました。
そのジョーディーがウイング、そしてボーデンがフルバック。
10番の座はリッチー・モウンガ選手が勝ち取ったのかな?
また、ダミアン・マッケンジー選手やセヴ・リース選手がチームに入らなかったところからも、し烈なポジション争いぶりがわかります。
ちょっとサプライズ選出ではありましたが、バレット兄弟14・15での活躍に期待です!
ボーデン・バレット選手はアキレス腱のケガで、代わりにダミアン・マッケンジー選手が15番に入りました。ボーデンは来週末の第2戦には出場できる予定です。
参考:RNZ:All Blacks: Barrett scratched but captain Cane raring to go
リーコ・イオアネ選手オールブラックスで初のセンター
また、リーコ・イオアネ選手がオールブラックスで初めてセンターというのも注目ポイント。
ブルーズで活躍する彼は、スピードあふれるプレーでチャンスを活かすだけでなく、積極的にチャンスをつくることにも長けています。
下の動画にある会見では、ジョーディーから
「2年間ずっとセンターやりたいっていってたもんね」
と暴露されていました😂
Banter 😂 pic.twitter.com/XKlEZB3o9Z
— All Blacks (@AllBlacks) October 9, 2020
サム・ケイン選手のABsキャプテン初試合
そして日曜日の試合は、サム・ケイン選手にとってABsキャプテンとしての初試合でもあります。
首の大ケガと手術を乗り越えた復活したケイン選手。
選手からの信頼が厚く、以前からオールブラックスやチーフスでリーダーシップを発揮しています。
残念ながら、スーパーラグビー・アオテアロアではチームが1勝もできませんでした…
でも毎回チームをまとめて挑み続け、試合後静かに悔しさを表す彼に心を動かされたファンもたくさんいたのではないでしょうか?
フォスター監督はオールブラックスのスコッド発表時、ケイン選手に改めて祝辞を述べ
「彼の働きにはすでに感銘しているし、これからもチームと国のためにすばらしい仕事をしてくれると確信しています」
と発言しました。
そんなケイン選手のオールブラックス初キャプテン姿に注目です!
3人のオールブラックスデビュー選手
先日オールブラックスのスコッドが発表され、7人の新選手が選出されました。
その中から、今回は3プレーヤーがベンチに入っていますよ。
トゥポウ・ヴァアイ選手(ロック・チーフス)
トゥポウ・ヴァアイ選手は、今年20歳の若くて才能あふれる選手!
フォスター監督いわく、彼はABsに選ばれてからさらに成長しているとのこと。
黒ジャージでの初プレーをみるのが楽しみです。
ホスキンス・ソトゥトゥ選手(ルースフォワード・ブルーズ)
ホスキンス・ソトゥトゥ選手も22歳と若い!
パワフルなボールキャリア、またねばり強くしつこいデフェンダーとして注目されています。
ケイレブ・クラーク選手(アウトサイドバック・ブルーズ)
ケイレブ・クラーク選手は今年21歳。
2020年のスーパーラグビー・アオテアロアでは、ブルーズでもっとも活躍した選手のひとり。
お父さんもオールブラックスで活躍しているんですよ。
新生オールブラックスに初選出された7選手についてはこちらもチェック!
ブレディスローカップ1戦目が待ちきれない!
オールブラックスとワラビーズが最後に戦ったのは、昨年のラグビーチャンピオンシップ。
パースでは47−26でAUの勝利、オークランドでは36−0でNZの勝利となりました。
そしてブレディスローカップは2003年からニュージーランドがキープしています。
今年のブレディスローカップはどのような試合になるのかワクワク。
まずは今週末の第1戦を楽しみましょう!
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