【2018年】オールブラックス対フランス戦
(アイキャッチの写真はeventfindaからお借りしました)
日本がサッカーワールドカップで盛り上がっているさなか、6月23日にラグビーの
ニュージーランド代表オールブラックス
フランス代表チーム
がダニーデンで試合を行いました。
フランスと合計3試合行う
- テストマッチ
で、2試合がすでにオークランドとウェリントンで行われていました。
そして2試合とも、オールブラックスが勝利していました。
6月9日 | オークランド | 52-11 | オールブラックス勝利 |
6月16日 | ウェリントン | 26-13 | オールブラックス勝利 |
今回は私の地元ダニーデンでの試合なので
「オールブラックスの活躍をこの目で見たい!」
と観戦に行ってきましたので、試合会場の様子などをお届けしたいと思います。
ダニーデンでのラグビー観戦
試合開始は19時30分、ダニーデンの新しいスタジアム
フォーサイス バー スタジアム
Forsyth Barr Stadium
です。
町の中心からも歩いて行ける場所なので、町に車を止めてまずはアフタヌーンティー、ニックはビールを飲むことにしました。
今ラグビーの日に一番にぎわうパブ・レストランは
- エマソンズ
です。地ビールを作っている醸造所兼レストランで、おいしいビールと食事やスナックが楽しめます。
行ってみるとまだ15時30分にもかかわらず、すでに入り口に長蛇の列ができて、入場が規制されていました。
日本と季節が逆のニュージーランド、今は日本でいう12月の気候でとても寒いので並ぶのは嫌だなぁと思い、歩いて数分離れたオタゴ大学近くの
- ユリイカ
というパブに行くことにしました。
私は温かくて甘いものが欲しかったので、ホットチョコレートを頼みました。
ニックはお腹が空いていたのでビールと熱々のチーズロール。
チーズロールは昔からあるスナックで、チーズを食パンで巻いてオーブンで焼いた、シンプルな食べ物です。
外はカリカリ、中はチーズたっぷりでビールにすごく合うんだよ!
そして生クリームたっぷり付きのチョコレートブラウニーも頬張りながら、ニックに今日のオールブラックスのスターティングメンバーを教えてもらいました。
オールブラックスを応援にフォーサイスバースタジアムへ
そして18時30分頃、そろそろ行くか!
ということで、歩いて15分ほどのスタジアムに出発しました。
1年で最も日が短いのが6月21日、もうあたりは真っ暗です。
中に入ると大勢の人ですでににぎわっていました。
ラグビーでの食べ物といえば
パイ
チップス(フライドポテト)
私はチキンパイを買って席へと急ぎました。
地元のビール
スパイツ(Speight’s)
もたくさん売れていました。
以前は缶入りだったのですが、お客さんが試合中に缶を観客やフィールドに投げてしまうので、最近ではプラスチックのコップ入りです。
フランスチームもオールブラックスも、ウォーミングアップをしています。
両国の国歌斉唱が始まりました。
ニュージーランドの国家は
- 最初にマオリ語、そして
- 次に英語
で歌われます。
こちらはニュージーランドの歌姫、ヘイリー・ウェステンラが2011年に歌った映像です。
歌詞はこちら、美しくて力強い国歌なのでぜひ聞いてみて下さいね。
- 最初のマオリ語バージョン
E Ihowā Atua,
O ngā iwi mātou rā
Āta whakarangona;
Me aroha noa
Kia hua ko te pai;
Kia tau tō atawhai;
Manaakitia mai
Aotearoa
- 次の英語バージョン
God of Nations at Thy feet,
In the bonds of love we meet,
Hear our voices, we entreat,
God defend our free land.
Guard Pacific’s triple star
From the shafts of strife and war,
Make her praises heard afar,
God defend New Zealand.
ニュージーランド国歌についてはこちらの記事でご紹介しています♪
オールブラックスのハカが見れた!
そしていよいよ試合の前のお楽しみ、オールブラックスによる
- ハカ
です。
私が撮ったビデオなので、横からでちょっとぼやけていますが雰囲気をお楽しみください(*^^*)
ニュージーランドのハカについてはこちらの記事もご覧ください😊
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6月23日のオールブラックススターティングメンバー
オールブラックスの23日のスターティングメンバーはこちらでした。
ポジションはニュージーランド式の呼び方で書いてみますね。
1, ルースヘッドプロップ | Joe Moody |
2, フッカー | Codie Taylor |
3, タイトヘッドプロップ | Owen Franks |
4, 左ロック | Samuel Whitelock(キャプテン) |
5, 右ロック | Scott Barrett |
6, ブラインドサイドフランカー | Shannon Frizell(地元ハイランダーズ) |
7, オープンサイドフランカー | Ardie Savea |
8, ナンバーエイト | Luke Whitelock(地元ハイランダーズ) |
9, ハーフバック | Aaron Smith(地元ハイランダーズ) |
10, ファーストファイブ | Damian McKenzie |
11, レフトウィング | Rieko Ioane |
12, セカンドファイブ | Sonny Bill Williams |
13, センター | Jack Goodhue |
14, ライトウィング | Waisake Naholo(地元ハイランダーズ) |
15, フルバック | Ben Smith(地元ハイランダーズ) |
地元ハイランダーズの選手が5人も選出され、ダニーデンの住民も誇り高く応援しました。
控えは以下の選手です。
16 | Liam Coltman (地元ハイランダーズ) |
17 | Karl Tu’inukuafe |
18 | Ofa Tuungafasi |
19 | Jackson Hemopo (地元ハイランダーズ) |
20 | Matt Todd |
21 | TJ Perenara |
22 | Richie Mo’unga |
23 | Jordie Barrett |
オールブラックス史上初、快挙のバレット3兄弟
今回のテストマッチでは特筆する選手が何人かいました。
まずは北島のニュープリマス出身、こちらの↓バレット3兄弟です。
フランスとの第1試合と2試合目にはなんと
3兄弟そろって、オールブラックスのスターティングメンバーに選出
されました。
これはオールブラックス史上初めての快挙です!
ガードマンからオールブラックス選手に!Tu’inukuafe選手
2人目はこの優しそうなひげのお兄さん、25歳のTu’inukuafe選手です。
オールブラックスの選手は、小さなころからエリートはもちろん、早くから頭角を現す選手の中でも一握りしかなることはできません。
ところが彼はラグビーを本格的にはプレーしたことはありませんでした。
ガードマンの仕事などをしていて体重が増え2014年には170kgになってしまいました。
そこでお医者様から減量するように言われてラグビーを本格的に始めたんです。
それがなんと今年スーパーラグビーのチーフスのメンバーとなり
今回のフランス戦で、オールブラックスに選出されたまさにラッキーボーイです!
試合はオールブラックスが圧勝!
試合はとてもエキサイティング!
南島のインバカ―ギル出身の23歳、ダミアン・マッケンジー選手↑の素晴らしいパス、トライ、キックが目立ちました。
ファイナルスコアーは
- 49-14
でオールブラックスの圧勝でした!
ワールドカップに向けてラグビーを盛り上げよう
この日、6月23日は日本の豊田スタジアムで
日本代表対ジョージアの試合も行われ、日本が28-0と完封勝ちをしています!
今年の11月にはオールブラックスが日本にやってきて日本代表と試合を行うよ。
オールブラックス戦、私は残念ながら見に行けないのですが
皆さん是非日本の応援、そしてオールブラックスの選手を見に行かれてはいかがでしょうか?
来年の9月から11月は、日本でラグビーワールドカップが開催
されるので、これから日本でもラグビーブームがやってくるのではないかと思います!
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