ニュージーランドの北島でモコモコに毛が伸びた羊が発見!
この記事では、次のような内容をご紹介します😊
- 今までどこにいた?どうやって見つかったの?
- どれくらい毛刈りされていなかったの?
- 毛の長さや重さは?
- そもそもシュレックって誰?
ニュージーランドのモコモコ羊「ギジー・シュレック」
まずは、発見された羊さんの姿からご覧ください🐑
走る姿がモッフモフ😍
出典:Gisborne Herald YouTube
名前は、ギジー・シュレック。
性別は女の子です。
牧場主のロブさんは4年以上ずっと彼女を探していましたが、牧場に隣接した森に隠れて住んでいました。
出典:Gisborne Herald YouTube
5年ぶりに牧場におりてきた彼女。
「どうして今になって現れたのでしょう?」
とロブさんに聞くと
「さみしくなったんじゃないかなぁ。そして彼氏を探しに来たのかも」
と、ひさびさの再会にうれしそうです💗
種類は、次の2種類の混合種。(Romney-Coopworth-cross)
- 「ロムニー」という、ニュージーランドで比較的よくみかける種類
- 「クープウォース」という種類
ロブさんによると、ギジー・シュレックは一度も毛刈りがされておらず、しっぽもついたまま。
通常牧場の羊たちは、子羊の間にしっぽを切られてしまいます。
羊は犬や猫のようにしっぽを上げて排泄ができないので、お尻のあたりが汚れて不衛生になるからです。
そして彼女の名前「ギジー・シュレック」の由来はというと…
ギジーというのは、牧場のある北島の地名ギズボーン(Gisborne)からつけられました。
そしてシュレックとはいったいどういう意味でしょう?
それは、元祖ニュージーランドのモコモコ脱走羊の名前なんです😆
元祖ニュージーランドのモコモコ脱走羊といえば「シュレック」
ニュージーランドでもっとも有名なモフモフ羊といえば、まちがいなく「シュレック」
彼は6年間も牧場から脱走し、洞窟に住んでいました。
2004年に発見されたときは、日本でも放送されたほど!
シュレックが飼われていた牧場は、南島のタラス(Tarras)という場所にあります。
小さな村ですが、あっという間に有名になりました。
シュレックの種類はメリノといって、最高級ウールがとれる羊。
ニュージーランドのベテラン職人さんにより行われた毛刈りは、テレビで全国中継されました。
刈りとられた羊毛はなんと約27kg!
大きな男性20人分のスーツが作れるほどの量でした。
さっぱり小さくなったシュレックは、その後も大人気が続きます。
【シュレックの活躍】
- 国会でニュージーランド首相と対面
- ダニーデン近くを流れていた氷山の上で毛刈り
- そのほか多くのチャリティショーに出演 など
子どもが好きで、スポットライトを楽しんでいるような羊だったんですよ😊
そして2011年に大往生の16歳で安らかに眠りにつきました。
今回見つかった羊は、この有名なシュレックの名前にちなんでつけられたというわけです。
Shrek the Famous Hermit Sheep of Tarras
ギジー・シュレックの毛はどれくらいの量?
出典:Gisborne Herald YouTube
さて、今回5年ぶりに無事見つかったギジー・シュレックちゃん。
いったいどれくらいのウールを身にまとっているのでしょうか?
牧場主さんによると、30年間でこれほど毛が伸びた羊は見たことがないそうです。
毛の長さはおそらく60cmくらいとのこと。
そしてタイミングよく、まもなくギズボーンショーというイベントが開催されます。
ショーにてニュージーランドのトップ職人により、毛刈りがされるとのこと。
どれくらいのウールがとれるのかはクイズになります!
さっぱりしたギジー・シュレックちゃんの姿を見るのが今から楽しみです。
この記事では、5年間牧場主さんから隠れていたモコモコ羊をご紹介しました😊
参考:Gisborne Herald:EWE BEAUTY! GIZZY SHREK’S A SHE
RNZ:Shrek 2 found in Gisborne
コメント