ニュージーランド固有の飛べない鳥「カカポ」

現在、絶滅の危機に瀕し、世界でも約230羽しか存在しません

とても貴重な鳥で、普段は無人島で保護されています。

しかし、ときどきお披露目されることも!

シロッコくんは保護区から、ニュージーランドの南島・ダニーデンの「オロコヌイ自然保護区」に2018年9月、短期間やって来ました。

この記事では、人懐っこくて愛らしい姿を見られた、シロッコツアーの様子をご紹介します。

【この記事の内容】

  • 超有名カカポの「シロッコくん」とは?
  • シロッコに会った様子の紹介
  • 最近のお披露目情報
  • カカポ保護活動への募金・寄付の内容や方法

人懐っこいカカポの「シロッコくん」とは?

カカポの中でも一番有名なのは、上の動画で人に恋して喜んでいる

シロッコ
Sirocco

でしょう。

シロッコは

1997年3月23日生まれの男の子

Siroccoとは「北アフリカの砂漠に吹く風」という意味

お母さんの名前はZephyr(ゼファー)

意味は「西風」。

風にちなんだ名前が付けられているんですね。

シロッコは赤ちゃんの時に呼吸器系の病気になったため、スタッフの手で育てられました。

そのためとても人懐こく、自分のことは「人間」と思っているふしがあります

シロッコの国会訪問
出典:DOCウェブサイト

カリスマ的に人気のあるシロッコは、次のように世界に向けてカカポの親善大使の役割をしています。

【シロッコくんの人気ぶり】

  • オークランド動物園でお披露目したり
  • NZ国会を訪問したり(上の写真)
  • 英国BBC放送の撮影隊がやって来たり

こんな陽気なシロッコにもアクシデントがあったんですよ。

2016年に発信機が機能しなくなり2年近く行方不明となってしまいましたが、2018年に無事に発見されました。

まゆみ
まゆみ
このシロッコがダニーデンの「オロコヌイ自然保護区」にやって来たので会いに行ってきました!

生カカポ!シロッコに会えた様子をご紹介

カカポ オロコヌイエコサンクチュアリ

シロッコくんに会えるツアーはインターネットで申し込め、金額は

大人$50
約4,000円

でした。

さっそく申し込み、時間をチェック。

夜行性のシロッコに合わせてツアーも夜に行われましたよ。

ダニーデン・オロコヌイ自然保護区のウェブサイトと場所はこちらです。

▶︎https://orokonui.nz/

当日、ダニーデンから車で約30分でオロコヌイ自然保護区に到着です。

カカポのポスター

入り口にはシロッコのポスターがあって気分が高まります!

カカポ保護の取り組みポスター

環境保全省(DOC)による「カカポリカバリー活動」の広告。

カカポぬいぐるみ

売店にはシロッコのぬいぐるみ 😊

カカポスライド

ツアーは1時間で、1回に約30人が参加

最初に、スタッフからスライドを使ったカカポについての説明がありました。

そして説明のあと、みんなで暗い道を懐中電灯を使って歩いていきます。

オロコヌイのフェンス

オロコヌイにはキウイや野鳥がたくさんいます。

そのため、施設の周りはご覧のようなフェンスでしっかり囲まれています。

その理由は、外から猫やネズミなど哺乳類が入って来られないようにするためです。

途中に2重扉などもあり、かなり厳重!

カカポ シロッコツアーのケージ

10分ほど歩いてシロッコくんがいる建物に到着。

カカポ シロッコ横向き

シロッコくん、出てきてすぐ私たちの近くに来てくれました!

その姿は堂々としたもの。

クワァー」と大きな声で鳴きながら、サービス精神たっぷりで前を歩き回ってくれます。

まるで注目されているのを楽しんでいるようです。

カカポ シロッコ正面

フラッシュは禁止なのでちょっとぼやけてすみません、正面の姿がなんとも愛らしい!

カカポ シロッコ美しい背中と尾

大きな背中と美しい尾。

カカポ シロッコ横向き

顔のアップ。

カカポ シロッコとスタッフ

スタッフさんともなかよし。

カカポ シロッコエサを食べてる姿

途中でエサをパクパク。

カカポシロッコの羽

袋に入った羽毛を触り、匂いもクンクンかがせてもらいました。

柔らかくて緑と黒のしま模様がきれいでしたよ。

まゆみ
まゆみ
30分たっぷりとシロッコくんの行動を間近で見学でき、感動しました!

その後シロッコに会える?最近のお披露目情報

「またシロッコに会えるの?」と気になりますよね。

シロッコは過去にニュージーランド各地の保護区や動物園で一般向けのお披露目が行われたことがあります。

しかし、2018年以降に公式に新たな公開イベントが開催されたという発表は確認されていません…

現在のカカポ保護プログラムでは、個体の安全と繁殖を最優先にしており、基本的には野生環境での保護が中心となっています。

そのため、常設で見学できる場所はないようです。

私が参加できたこのツアーは、とても貴重な機会だったのだと改めて感じます。

なお、シロッコの近況や保全活動の情報は、公式のFacebookページで発信されていますよ。

最新情報を知りたい方は、Sirocco Kakapo公式Facebookをフォローしてみてくださいね。

カカポの保護活動に募金・寄付で協力しませんか?

カカポの養子にする方法
出典:DOCウェブサイト

環境保全省(DOC)では「カカポリカバリー活動」の一環として

特定のカカポを養子にする

という形で援助を求めています。

100ドルから500ドルの寄付を行うと、証明書やぬいぐるみが送られてきます。

興味のある方はこちらのページをご覧くださいね。

▶︎DOCのAdopt a Kakapoのページ

以下のような募金は下のリンクのページから行えます。

  • 1回限りの募金 One-off donation
  • 毎月継続する募金 Monthly donation

▶︎DOCのカカポ募金のページ

カカポ「シロッコくん」のまとめ

袋に入ったカカポのシロッコ君
出典:Flickr

カカポは、人間が来るずっと前からニュージーランドに住んでいた鳥です。

残念ながらその数はとても減ってしまいましたが、環境保全省の活動のおかげで絶滅せずに私たちはその姿を見られます

繁殖のペースが遅いので急激に増えることはないと思いますが、少しずつでも数が回復すればいいですね。

次回、一般へのお披露目があるようでしたらブログでご紹介します!

その際は、ぜひあなたも、カカポのスーパースター「シロッコ」に会いに来てください。

カカポの生態や繁殖方法、飛べない理由などについて、詳しくは下の記事もぜひ読んでみてくださいね。

カカポとは?生態・特徴・絶滅理由を総まとめ【ニュージーランドの飛べないオウム】
カカポとは?生態・特徴・絶滅理由を総まとめ【ニュージーランドの飛べないオウム】ニュージーランド固有の飛べないオウム「カカポ」とは?体長・寿命・食べ物などの生態、絶滅寸前になった理由、現在の個体数や保護活動までをわかりやすく総まとめします。...