【2026-2027年】ニュージーランドのサマータイムはいつ?期間・時差・時計変更を解説
【ニュージーランドのサマータイム(2026-2027)】
開始:2026年9月27日 午前2時
終了:2027年4月4日 午前3時
時差:日本より4時間進む
ニュージーランドでは、サマータイム(夏時間)が毎年9月最終日曜日から4月最初の日曜日まで実施されます。
日本では夏時間制度が導入されていないため、仕組みや期間が少し分かりにくいと感じる方も多いかもしれません。
実際、ニュージーランドに長く住んでいる人でも、毎年切り替えのタイミングになると時計の変更を忘れそうになり、慌てることがあります。
そこでこの記事では、ニュージーランドのサマータイムの期間・仕組み・日本との時差の変化・注意点をわかりやすく解説します😊
ニュージーランドのサマータイムとは?
ニュージーランドでは、サマータイムのことを次のように呼びます。
デイライトセービング
Daylight saving
セービングって何のこと?
夏になると朝日が出て明るくなるのが早いですよね。
ニュージーランドでは「明るいのに寝ていたり、何もしないのはもったいない!」ということで、1日の時間を少しずらすんです。
【デイライトセービングとは?】
朝の明るい時間を有効活用するため、夏にむけて時間を1時間進める制度。
まさにその名の通り「朝の日光がもったいないから、セーブする」といった意味があります。
2026-2027年ニュージーランドのサマータイム期間
現在ニュージーランドのサマータイム期間は、次のようになっています。
【NZのサマータイム期間】
9月の最後の日曜から
↓
4月の最初の日曜までの27週間
今年はどうなる?
2026~2027年のサマータイムは以下の期間です。
これだけだと、どうすればわからない!
ということで、具体的には次のように時計を変更します。
サマータイムはいつ時計を変更する?
サマータイムが始まる日は、夜中の2時に時計の針を1時間進めて3時にします。
スマホやパソコンは場所を設定しておけば、自動で切り替わるので便利。
ということは、睡眠時間を1時間損する計算。
サマータイムが終わる日は、夜中の3時に1時間時計の針を戻して2時にします。
1時間ゆっくり寝られる〜。
サマータイムの覚え方は「スプリング・フォワード」と「フォール・バック」
NZに住んでいる人は毎年夏時間の時期に「時計を進めるのか戻すのか」迷ってしまいませんか?
そこで、簡単に覚えられて英語も学べる方法をご紹介しましょう。
スプリング・フォワード(Spring forward)
フォール・バック(Fall back)
これから夏になる春(スプリング)には、時計の針を前に(フォワード)。
Springには「バネのように跳ぶ」という意味もあるので、春は次のように元気よく前にジャンプするイメージです。
そしてこれから冬になる秋(フォール)には、時計の針を後ろに(バック)。
Fallには「倒れる」という意味もあるので、秋は次のように後ろにバタッと倒れてしまうイメージです。
これでもう間違わないのではないでしょうか😊
サマータイム中の日本との時差
ニュージーランドで夏時間が始まると、日本との時差はどうなるでしょうか?
【夏時間中と夏時間以外の時差】
| 夏時間中 | 夏時間中以外 | |
| 時差 | NZが4時間進んでいる | NZが3時間進んでいる |
例えば、日本がお昼の12時だったらニュージーランドは
【日本がお昼の12時のときNZは?】
- 夏時間中 午後4時
- 夏時間以外 午後3時
夏時間中、日本に電話やビデオ通話をするときは時間に気をつけるようにしています。
以前、朝の9時ごろに日本の家族へ電話したことがあったのですが、日本はまだ午前5時。
何かあったのか!と大変びっくりさせてしまいました。
NZのサマータイムが始まる日ってどんな感じ?
ニュージーランドに住んでいる方は、サマータイがはじまる日をどんな風に過ごされていますでしょうか?
ここでは、夏時間に切り替わる日が(私の場合)どういう感じかご紹介します。
時間が変わる前日の夜は
あ~、明日から夏時間だな…
と思ってちょっと早く寝ようと思います。
でも土曜日の夜ということもあり、ついつい夜ふかし。
切り替わるのは日曜日の夜中
午前2時になった時点で、3時に1時間時計を進めることに。
スマホだと夜中に自動的に夏時間に変更してくれるので便利です。
日曜日なのでゆっくり寝て、8時だと思って起きるともう9時になっています。
その日はまず家中の時計を1時間進めることから始まります。
- 針時計
- 炊飯器
- 電子レンジ
- 車 など
「なんか1時間損したな~」
なんて思いながら日曜日を過ごし、日曜の夜は夏時間に合わせて早く寝ようと思うのですが、なかなかうまくいきません。
次の日の月曜日は、職場でみんなとっても眠たそうな顔をしています。
結局夏時間に体が慣れるには3〜4日かかってしまいます。
逆に4月の夏時間が終わる日は1時間長く寝られて、ちょっと得する感じです。
サマータイム延長の理由
ニュージーランドが夏時間制度を取り入れたのは1927年、約90年も前のこと。
そして2007年から、24週間のサマータイムが27週間に変更されています。
期間の延長について政府はメリットやデメリットを話し合いました。
話し合いの3つの内容がとてもニュージーランド人らしいので、紹介しますね。
- アウトドアレクリエーションがもっと遅くまでできる
- 学校の始業時期との混乱を避ける
- 観光業のシーズンの延長
参考:NZ政府:REGULATORY IMPACT STATEMENT
①アウトドアレクリエーションがもっと遅くまでできる!
サマータイム期間が延長になった、まずひとつ目の理由は
夏時間が延長された理由その1
夕方もまだ明るく、アウトドアのレクリエーションができる。
経済への影響とか、そういうことじゃないんかーい!
と思わず突っ込んでしまいました。
最初にアウトドアレジャーのことを考えるところがさすがキウィだな、と思いませんか😊
- 野外でのバーベキュー
- ラグビー
- クリケット
などが大好きなニュージーランド人にとっては、少しの間でも日が長いことはうれしいんです。
②学校の始業時期との混乱を避ける
ふたつ目の理由は
夏時間が延長された理由その2
学校が始まる時期と重ならないようにする。
以前は10月の学校が始まる時期と、サマータイムが始まるタイミングが同じだったそうです。
そのため、生徒や学校が混乱しやすいという問題がありました。
9月末の休み中に夏時間が始まっていれば、間違いも避けられるという理由です。
③観光業のシーズンの延長
3つ目の理由は
夏時間が延長された理由その3
観光業の夏のピークシーズンを延長できる。
観光業はニュージーランドの重要な産業のひとつです。
- 太陽の出ている時間を有効活用することで
↓
アクティビティーに多く参加できるようになり
↓
よりたくさんの観光のお客様がニュージーランドを訪れる
というわけです。
このような3つの理由から、2007年からは27週間の夏時間が実施されるようになりました。
ダニーデンはニュージーランドのかなり南の方なので、真夏は朝5時から夜の10時ぐらいまで明るいんですよ。
実はいまだにちょっと慣れないです😅
サマータイムで困る人
夏時間が2007年に延長されましたが、いいことばかりではないようです。
ニュージーランド政府が2008年に行った調査では、以下のような結果が出ています。
【夏時間に関する調査結果】
- 82%の人が夏時間の延長に賛成、約11%が反対。
- ある職業を営む494人については、約54%が賛成、41%もの人が反対。
参考:NZ政府:Public attitudes to daylight saving
その職業とは何でしょうか?
酪農業
サマータイムの期間延長に反対意見が多かったのは、酪農農家のみなさんでした。
酪農農家の朝はたいへん早く、朝は5時頃、午後は3時頃にミルクを絞ります。
冬場の朝5時は真っ暗。
春になり、ようやく朝が明るくなってきている9月に1時間時計を進めるということは、次のようなデメリットがあります。
- 再び真っ暗な中起きてミルク絞りをしないといけない。
- 年に2回搾乳の時間が変わり、牛たちのストレスになる。
そのためサマータイムを延長することに、多くの反対が出たというわけです。
観光客もちょっと迷惑?
私は以前クイーンズタウンから世界遺産ミルフォードサウンドへバスツアーの日本語ガイドをしていたのですが、その際に夏時間の影響がありました。
テレビやラジオでは「明日からサマータイムですよ」というお知らせがありますが、旅行中に現地のテレビを見る人も少ないでしょう。
そのためサマータイムが始まる日は、1時間を間違って観光バスに乗り遅れてしまう旅行者がいらっしゃいました。
逆に、4月の夏時間が終わる日には早朝に
まだ迎えのバスが来ないんだけど…
と心配して電話をしてきたけど実は1時間早かった、ということもありました。
日本のみなさんは、夏時間切り替わりの時期にNZ来られる場合気をつけてくださいね。
まとめ
この記事では、ニュージーランドのサマータイム(夏時間)についてご紹介しました。
ポイントをまとめると、次のようになります。
【まとめ】NZのサマータイム
- NZではデイライトセービング (Daylight saving)と呼ぶ
- 期間は9月の最後の日曜〜4月の最初の日曜まで
- 夏時間中は日本よりニュージーランドの方が4時間進んでいる
- 夏時間になったすぐ後の月曜日は、朝仕事に行くのがつらい!
- 酪農農家や観光客には不都合なことも
以上、NZのサマータイムについてご紹介しました😊
