ダニーデン観光|チャーマーズ港(ポートチャーマーズ)の歴史と見どころを写真付きで紹介
ポートチャーマーズ(チャーマーズ港)は、ダニーデン中心部から約15km、車で約20分の場所にある港町です。
人口はおよそ3,000人ほどの小さな町ですが、近年は世界各地からのクルーズ船が寄港する港として知られるようになり、観光客の増加とともに大きな変化をとげています。
もともとは漁港として発展してきた町ですが、現在ではダニーデン観光を支える重要な港のひとつです。
この記事では、歴史的背景を持つ港町・ポートチャーマーズの成り立ちと、現在の観光ポイントをご紹介します😊
チャーマーズ港の歴史
ニュージーランドの原住民であるマオリの人々は、古くからこの一帯の港を利用していたといわれています。
ヨーロッパ人がこの地に到達したのは、1848年3月23日。
その前年には、スコットランドから多くの移民を乗せた船がロンドンを出航し、ポートチャーマーズは入植の玄関口としての役割を担うようになりました。
当初は小さな漁師町として発展していました。
しかしその後のゴールドラッシュによってダニーデンの町が急速に裕福になると、チャーマーズ港はニュージーランドで最も重要な港のひとつとなっていきます。
19世紀後半、ニュージーランド経済を支えた港

1860年代のチャーマーズ港
出典: /records/22337538
19世紀後半、チャーマーズ港は輸送拠点として大きな役割を果たしました。
オーストラリアとニュージーランドを結ぶ最初の定期船が運航されたのも、この港です。
当時は木材や金鉱掘削の道具などが主に運ばれていました。
大きな転機となったのは1882年。
この年、ニュージーランドで初めての冷凍船がチャーマーズ港から出航し、冷凍された肉をイギリスへ輸出することに成功しました。
2月に出発した船は約98日後にロンドンへ到着し、積み荷の肉は良好な状態を保っていたそうです。
この出来事をきっかけに、ラム肉などの輸出が本格化し、「ニュージーランド経済は大きく飛躍した」といわれています。
現在のチャーマーズ港とクルーズ船
現在のチャーマーズ港は、コンテナターミナルとしての機能に加え、世界各地からやって来る大型クルーズ船の寄港地として知られています。
ダニーデン市内中心部の港は水深が浅いため、水深の深いチャーマーズ港に大型船が入港してくるんです。
クルーズ船が到着する日は、小さな港町であるポートチャーマーズが一気に賑わい、ダニーデン市内中心部も観光客で活気づきます♪
チャーマーズ港の観光ポイント
ポートチャーマーズの町の中心部はとてもコンパクト。
ダニーデン市内とつながるポートチャーマーズ・ロードがメインストリートとなっています。
- Four Square(フォースクエア)というスーパーマーケット
- レストランやカフェ
- パブ
- 味わいのある雑貨屋さん
などが並び、散策しやすい雰囲気です。
メインストリートをそのまま進むと、クルーズ船やコンテナ船が停泊する港に出ます。
港の近くにはチャーマーズ港博物館があり、1871年に建てられた郵便局の建物の中で、町の歴史や港の発展について多くの展示を見ることができますよ。
丘の上に建つ歴史あるアイオナ教会
町を見下ろす丘の上には、100年以上前に建てられたアイオナ教会(Iona Church)があります。
ダニーデンの町の中心部からは車で約20分と少し距離がありますが、レンタカーを利用できる場合は、ぜひ立ち寄ってみたいスポットです。
静かな場所に建つ教会からは、港町ポートチャーマーズの落ち着いた雰囲気を感じることができます。
まとめ|ダニーデン観光の立ち寄りスポットとして
ポートチャーマーズ(チャーマーズ港)は、
- ダニーデンの発展を支えた歴史ある港
- クルーズ船が寄港する現在の観光拠点
- 小さな町ならではの落ち着いた散策が楽しめる場所
という、過去と現在の両方を感じられる港町です。
ダニーデン観光の合間に、少し足を延ばして訪れる立ち寄りスポットとしておすすめします。
