在宅Webライターになりたいけど、文章を書いたことがないからどこから始めていいのかわからない…
そんな悩みがある方に、この記事では最初の一歩になる5つのステップをご紹介します。

私も最初は何をしていいのかわかりませんでした。
あなたはWebライターになって、次のようなことを実現したいと思っていませんか?
- 場所や時間に縛られず仕事がしたい
- 副業で貯金を増やしたい
- 主婦業やママ業のあいている時間にお小遣いを稼ぎたい
でも実際始めようと思っても、以下のような疑問や悩みがある方が多いのではないでしょうか?
- 何から始めたらいい?文章を書いたことがないけど大丈夫?
- 仕事がくるWebライターにるポイントを知りたい
- とにかく仕事ができるところまでたどりつきたい!
この記事では、専業Webライターとして3年仕事をしている私が、最初のきっかけになる5つのステップを解説します。
最短3日で仕事に応募できるようになるので、ぜひ実践してみてください。
今までと少し違う目線で記事を読む
今から何が始まるのか、ドキドキしていませんか?
でもWebライターの第一歩はとても簡単!
日常的に行っていることを、少し違った目線にするだけです。
どういうことか説明しますね。
あなたは日常的にブログやニュース記事を目にしていると思いますが、読んでいて次のような感想を持ったことはないでしょうか?
【読んでもらえるブログ記事の特徴】
- 文章がわかりやすくてスラスラ読める。
- 疑問が出たら、すぐ下に答えがあるのでストレスがない。
- 知りたかったことが最初に書いてある。
- 1文が短く、改行が適度にあり読みやすい。
- 太字やマーカー・リストが使われ、ポイントがよくわかる。
- 画像や図・動画が挿入されていてあきずに読める。
- 知らないうちに引き込まれて最後まで読んでしまう。
これが、あなたがWebライターとして目指す記事の特徴です。
逆に、記事を読んでいて次のようなストレスを感じたことはないでしょうか?
- 途中で「あれ、これはどういう意味?」と疑問が出る。
- 難しい漢字がたくさん使われていてつっかかる。
- 文末が全部同じでリズムが悪い。
- 1文が長かったり、文章の間に空行がなくて読みにくい。
- 結局知りたかった答えがわからなくてモヤッとする。
- とくかく面白くなくて戻るボタンを押す。
これは全部、Webライターとしてやらないように気をつけることです。
しかしネットにはこのような読者にストレスを与える記事がたくさんあります。
ですので、あなたは上記のよくない例に気をつけるだけで、ほかのライターより確実に優位に立て、仕事を多く受注できるようになるんです。

具体的にはどうすればいいの?
では、次の項目で「読んでもらえる記事」を書くための方法をご紹介しますね。
Webの記事にふさわしい書き方を学ぶ
読まれる書き方を知っているかどうかで、3ヶ月以上のスキルアップ時間が短縮できます。
つまり、これを読んでいるあなたはかなりのスタートダッシュができ、初収入に近づけるわけです。
それぞれを細かく説明するとかなりのボリュームになるので、おすすめする専門記事をご紹介しながら進めていきまね。
まず基礎知識として、ブログ記事は一般的に次の3つのパートから構成されます。
【ブログ記事の構成】
- リード文(導入文)
- 本文
- まとめ

なんかむずかしそう…
大丈夫です、順番にわかりやすく説明していきます。
リード文は読者の心をぐっとつかむ項目
リード文とは、記事の一番上の導入分です。
最初は型どおりに書けばOKなので簡単!
私のおすすめは、以下の記事を熟読することです。
よく読んで、テンプレートを頭の片隅に入れておきましょう。
リード文で重要なことは2点です。
- どんな人に向けて記事を書くのか、具体的に人間像を思い浮かべる。
- その人が悩んでいること、悩みが解決したらうれしいことを書き出してみる。
あなたは記事の導入文を見て、こんなとき戻るボタンを押していませんか?
- 思っていた感じと違う…
- 自分の役には立たなそうだな…
- 悩みを解決することはできなさそう…
逆に、次のようなときは本文を読むのがワクワク、待ち遠しくなりませんか?
- あっ、これ私のこと!
- 悩みが解決しそう!
つまりリード文とは、読者の気持ちをつかみ、記事の続きを読んでもらえるかどうかをコンパクトにまとめる大事な項目なんです。
とはいっても書いていくうちに上達するので、最初はテンプレートにあてはまるようにすれば大丈夫ですよ。
まとめにこの1文を書いちゃダメ!
記事の最後のまとめは、本文の内容を簡潔にまとめればよいので、こちらも簡単です。
ただ仕事がもらいにくくなる「まとめの言葉」っていうのがあるんです…それは
- いかがでしたか
- いかがでしたでしょうか?
とまとめの1文目に書いてしまうこと。

この文句はおすすめしません。
初心者ライターさんが多用するフレーズなので、
「この記事は新人ライターが書いたな」
と思われやすく、使わないようにするのが安全です。
以上の点さえ気をつけて本文の要点を書き出せば、まとめは合格ですよ。
本文はPREPの繰り返しで説得力をもたせ疑問を残さない
そしてボリュームが一番大きくなるのが本文です。
最初から次のように書くくせをつけると、ライターとしてのポイントがかなり高くなりますよ。
【本文の書き方】
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 再結論(Point)
上記の書き方を、頭文字をとって「PREP法」と呼びます。
説得力があり、ストレスなくスラスラ読んでもらえる記事に仕上がる大きな秘訣です。
いくつも項目がある場合は、PREPを繰り返せば最後まで流れるように読めます。
詳しくは次の記事を読むことをおすすめするので、目を通してくださね。

最初は難しく感じますよね!
今の段階では、「こういう風に書くことを心がけるんだな」と知っているだけで大丈夫です。
仕事が始まったら執筆後読み直し、PREPの順序になっていなかったら順番を入れ替えれば、10倍はわかりやすい文章になりますよ。
文章がプロのWebライターっぽくなる「ふたつのコツ」
ここで、基本的な日本語の文章についてふたつのコツを説明します。
普段からメールを書く機会があると思いますが、記事を執筆するときは少し違うので注意が必要。
以下にポイントをまとめますね。
- 「ひらく」とよい漢字がある
「ひらく」とは、「ひらがな」にするということです。
ブログ記事では特定の漢字をひらくと読みやすくなる効果があり、文章もずっとプロらしくなります。
ひらくべき漢字を次のような参考記事をブックマークしておくと便利ですよ。
- 文章のねじれに気をつける
私が添削をしていてよく修正するのが、主語と述語がねじれてしまっている文です。
例をひとつあげてみます。
最初はねじれている文章です。
次に、正しい文章です。
違いがわかりますでしょうか?
文章のねじれは長い文になるほど起こりやすく、書いているときは気づきにくいので、以下を実践して防止しましょう。
- 1文をできるだけシンプルにする。
- 執筆したあとに読み直し、違和感がないかチェックする。
文字のねじれは、Webライターにとってネガティブな評価になります。
次の参考サイトを読み、書く際に意識してくださいね。
メリットとベネフィットの違いをうまく使えば読まれる記事になる
最後に紹介するとても大切なポイントは、「メリットとベネフィット」。
文章テクニックというより、記事全体への心構え的なことです。
- メリットとは?
商品やサービス自体の特徴やすぐれた点 - ベネフィットとは?
メリットで読者がどんな将来を手に入れられるか?という点
この違いがわかって活用できると、あなたの記事をもっと読みたい!という気持ちをアップさせられます。
次の記事がわかりやすいので、ぜひ読んで執筆に活かしてください。
そして、最近購入した本でとてもよかったものがコチラ!
Webライティングの記事タイトルにすぐ使えるので、ライターやブロガーにおすすめです。
実際に自分で文章を書いてみる
ブログ記事の書き方のコツはちょっと難しかったかもしれません。
最初は「知っているかどうか」というのが重要なので、プレッシャーにせず頭の片すみにとどめておいてくださいね。
さて、続いて実践編です!
実際に文章を書いてみましょう。

えーっ、いきなり!?
と思われるかもしれませんが、書かないと始まりません。
ここがWebライターとしての一歩を踏み出せるかどうかの大きな分岐点ですよ。
誰にも読まれるわけではないので、とりあえず書いてみましょう!
パソコンのメモ帳機能も可能ですが、実際の仕事では次のようなソフトを使うことが多くなります。
- Microsoft ワード
- Google ドキュメント
パソコンにワードが入っていない場合は、無料で使えるGoogleドキュメントがおすすめです。
また、あなた自身のブログを始めてみるのもライティング力アップに効果的な方法です。
最初は調べなくてもあなたの実体験をもとに執筆できる、次のようなテーマを選んでみてください。
- 30代女性にもっとも効果的なダイエット法は?
- アラフォーの肌におすすめのスキンケア用品とその特徴は?
- 【ファミリー向け】2020年のおすすめ映画3選!
- 30代会社員に便利なスマホアプリ3選!
文字数は、次のような配分を目指してみましょう。
- リード文(約200文字)
- 本文(約600文字)
- まとめ(約200文字)
心がけたいことは、たったひとつ。
記事の向こうにいるひとりに、中学生でも意味がわかるように簡単な言葉で書く点です。
さて、何とか1000文字程度書けましたか?
おめでとうございます!ライターへの一歩が踏み出せましたね。
校正ソフトを使って添削・推敲(すいこう)してみる
記事が執筆できたら、校正ソフトを使って自分で添削してみます。
おすすめの無料校正ソフトはこのふたつ。
執筆後は、添削ソフトで次のような点を特にチェックしましょう。
- 誤字脱字
- 漢字のひらき
- 文のねじれ
- 正しい日本語の文法 など
最初は修正箇所が多いと思いますが、どんな点がおかしいのか知ることで次回の修正が少なくなります。
あと重要なことは、スマホでも確認する点です。
今は多くの人がスマホで記事を読みます。
ですので1文が長くないか、空行が入って読みやすいかなどをチェック。

最後に、もう一度全体を読んでみましょう。
おすすめは、声を出して読むことです。
つっかかるところはなかったですか?
ステップ1でご紹介した、「読んでもらえない記事の特徴」に当てはまっていないでしょうか?
できれば3記事ほど書いてみるとコツがつかめてきて、自信がでてきます。
クラウドソーシングに登録する
さあ、なんとかでも記事をかけるようになったら、クラウドソーシングに登録するタイミングです!
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の募集や応募ができる便利な手段です。
私も登録していておすすめするクラウドソーシングサイトはこのふたつ。
どちらも同じような仕事が掲載されるので、両方使っても、好きな方のみ使ってもいいと思います。
さてこの時点で、いきなり登録したライターよりあなたは相当有利になっていますよ。
その上、文章や記事は書けば書くほど上達していきます。
クラウドソーシングサイトには初心者でも受注できるお仕事がたくさん掲載されているので、どんどん応募していきましょう!
一点、応募する前にプロフィールをしっかり充実させることが大切。

クライアントは必ずあなたのプロフィールを読みます。
そして最初のうちは、文字単価が低くても応募してみてください。
とはいっても、いつまでも文字単価が0.5円の仕事をするのはおすすめしません。
慣れてきたら、1文字最低1円以上の案件に絞るようにしましょう。
そのうち、ライターとしての経験が上がってくると、次のように比較的簡単に仕事が得られるようになります。
- 仕事に応募するとかなりよい確率で受注できる
- 仕事の依頼がクライアントからくる
お仕事をする段階のまとめは次のようになりますので、さっそく実践してWebライターデビューしましょう!
Webライターになる最初の5ステップのまとめ
この記事では、まったくの記事ライティング未経験でもWebライターとして有利に出発できる、次の5つのステップを紹介しました。
【Webライター最初の5ステップ】
- 今までと少し違う目線で記事を読む
- Webの記事にふさわしい書き方を学ぶ
- 実際に自分で文章を書く
- 校正ソフトを使って添削・推敲(すいこう)する
- クラウドソーシングに登録する
一番大切なのは、とりあえずどんな内容でもいいので、最初の1記事を書いてみることです。
最初の壁を乗り越えれば、あとはどんどん慣れて上達していきます。
そうなれば、お仕事もたくさん受注できるようになり、その分スキルも上がっていく…と好循環に。
あなたもぜひ記事を参考にして、Webライターとしての一歩を踏み出してくださいね。
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