ニュージーランドでは乳製品の代わりを買う人が増えている?

ニュージーランドの乳製品の代替食品
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ニュージーランドと言えば

  • 牧場の多い国

というイメージがあって、羊が牧場でのんびりしている風景が代表的ですよね。

でも実は羊の数は減少しているんですよ。

私がニュージーランドに来た15年前は、ニュージーランドの人口の約10倍

4千万頭の羊

がいたのですが、今では

2千750万頭

になっています。

それに比べて乳牛鹿は当時よりかなり増えています。

ニュージーランドの乳牛からとれたフレッシュなミルクで作られたアイスクリームはとてもクリーミーで値段も安く、人気がありますが、今この乳製品に変化が起きています。

ここ数年、植物ベースの乳製品の代用品がとても増えてきているんです。

この記事では、今ニュージーランド人がどんな

乳製品の代わりの商品

を買っているのかをご紹介しますね。

ニュージーランドは酪農大国

ニュージーランドの酪農について

出典:Dairy NZ

最初に少し、ニュージーランドの酪農についてご紹介します。

ニュージーランドの中で、今一番輸出の規模が大きいのが乳製品です。

2017年の時点で、

酪農農家は約8500件で、

約486万頭の乳牛

が飼われています、すごい数ですよね。

もともと酪農は北島で盛んに行われていました。現在でも

北島のワイカト地方が一番多く

ニュージーランド全体の33%を占めています。

でも近年では南島でも、羊牧場から乳牛の牧場に転向する牧場主さんが増えています。

乳牛の割合は

北島が約60%

南島が約40%

とかなり近づいてきました。

歴史的には、ニュージーランドで初めて乳製品の加工工場ができたのが、1875年頃のことです。

そして初めて乳製品の輸出が行われたのは1882年です。

キティとジンジー

キティとジンジー
冷蔵されたバターが、ダニーデンから船で旅立ちました。

ニュージーランドから、現在多く輸出される乳製品は何だと思いますか?

  1. 全脂粉乳(脂肪分も含む粉ミルク)
  2. チーズ
  3. 脱脂粉乳(脂肪分がない粉スキムミルク)
  4. バター

が乳製品の輸出品目、トップ4です。

乳製品離れが始まった理由は?

ニュージーランドのミルク

出典:Anchor

こんなニュージーランドにとても関わりの深い酪農や乳製品ですが

ここ数年、キウィ達の乳製品離れが進んでいます。

というよりも、乳製品に代わる

植物ベースの製品

が豊富になってきている、といったほうが正しいかもしれません。

乳製品離れには、大きく分けて4つの理由があります。

  1. 牧場の環境汚染に反対
  2. 動物保護
  3. 乳製品アレルギー
  4. 健康のため

健康やアレルギーといった体の理由と、環境保護や動物保護の理由がありますが

その中でも1番の

  • 酪農牧場が及ぼす環境汚染

は最近大きな問題になっています。

牛の糞尿や肥料が川に直接流れ込んで、ニュージーランド環境省の調査では、調査対象の河川のうち

水質が「悪い」または「非常に悪い」と評価を受けた河川が

全体の約60%に達しています。

100% ピュア・ニュージーランド」で世界にアピールしているのに、美しい自然が汚染されるのはよくない!

ということで「酪農農家による環境汚染」は、ニュージーランドが直面している大きな問題の1つです。

乳製品に代わる「植物ベース」の食品ってどんなの?

さて、本題の植物ベースの食品ですが、以下のような乳製品の代表的なものが植物を原料として作られて、味も美味しいんです!

  • 牛乳
  • チーズ
  • ヨーグルト
  • バター
  • アイスクリーム

牛のミルクを使う代わりに

  • 大豆
  • ココナッツ
  • アーモンド
  • お米
  • オーツ麦

といったものが使われています。

ニュージーランドの乳製品の代替食品

我が家でも最近では牛乳やバター、ヨーグルトの代わりに上の写真のような

  • 豆乳
  • アーモンドミルク
  • ココナッツオイルのスプレッド

を使っていて、ヨーグルトココナッツや大豆のものを買っています。

スーパーマーケットに行くと、これらの製品はかなり目立つところに置かれています。

毎週のように新製品が出るので、ついつい買ってしまいます!

ニュージーランドの大きなスーパーマーケットチェーンと言えばこの3つです。

  • ニューワールド(New World)

http://www.newworld.co.nz/

New World Logo

 

 

 

  • パッキンセイブ (Pak’n Save)

http://www.paknsave.co.nz/

paknsave logo
  • カウントダウン (Countdown)

https://www.countdown.co.nz/

Countdown logo

カウントダウンでは60種類以上もの、乳製品の代わりになる製品が棚に並びます。

オンラインショッピングで見ても、牛乳の代わりが46種類も出てきました。

ニュージーランドのスーパーマーケットカウントダウンのオンラインショッピング

こちらはニューワールドの豆乳や、アーモンドミルクなどの棚です。

ニューワールドとパッキンセイブを運営するFoodstuff社によると、

北島の店舗では2016年の8月から2017年の11月で

植物ベースのミルク類の売り上げが11パーセントアップしたそうです。

上の段がココナッツヨーグルトのラインナップです。

「植物ベースのミルク類」というのはこのようなものがありますよ。

  • ココナッツミルク
  • アーモンドミルク
  • ソイミルク
  • ライスミルク

デメリットは、これらの製品、特にヨーグルトやチーズは価格が高いことです。

なので、もちろん乳製品の方が売り上げはまだまだ多いですが

  • 乳製品アレルギーがある人
  • ベジタリアンの人

にとっては食べられる食品の種類が増えるので、うれしい傾向です。

また乳製品にはタンパク質、脂肪、カルシウムやビタミンDなどの栄養がとれることがわかっていますが、

植物ベースのミルクや食品は

  • どういう栄養分がとれるのか?
  • どれくらい精製されているのか?
  • 砂糖の量は?

など個人的にまだわからないことが多いので、栄養成分表を見るようにしています。

ニュージーランドでは乳製品の代わりを買う人が増えている?のまとめ

酪農大国のニュージーランドで、植物を代わりに使った製品が増えてきている現状をご紹介しました。

実はこの傾向はニュージーランドだけではなく、世界の酪農農家がこの動きに敏感になっていて、

ミルク」という言葉は

「動物の乳」にしか使わないようにする法律にしよう!

なんて言い出しています。

でも日本でも昔から「豆乳」って言ってますよね。

このような発言が出ているということは、毎年多くの人が乳製品の代わりになる製品を購入していて、酪農農家も将来を心配しているのかな?と思いました。

日本ではこのような製品や動きは出ているのでしょうか?

また里帰りした時にスーパーでリサーチしてみようと思います!

  • この記事を書くにあたって、以下のページを参考にしました。
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