日本で生活をしていて「あこがれの国で生活してみたいな〜」、「いつか海外移住したい!」と思っていませんか?
この記事では、自分の経験と今まで出会った人のケースから、わりと実現しやすい海外に住む方法を7つまとめてご紹介します。

海外に住むことを夢みていませんか?
私も20代前半から外国に住みたいとずっと思っていたひとり。
とても遠い道のりに見えましたが、今ではニュージーランド在住です。
この記事では個人的な経験と出会った人たちの体験から、海外に住む7つのオプションを伝えします。
タイトルに「比較的」とつけたのは、もちろん誰にとっても現実的ではないからです。
また、ビザの種類や取得方法については各国の移民局サイトを参考にし、移民アドバイザーや弁護士に相談してくださいね。
それではさっそく最初の手段をみてみましょう。
観光ビザで好きな国に短期滞在する
1番目は観光ビザ、もしくはビザなしで住む方法です。

とりあえず、その国の雰囲気を知って体験してみたい。
という場合にぴったり。
ニュージーランドの場合は、ビザなしで90日まで滞在が可能です(電子渡航証(NZeTA)を取得する必要はあり)。
ビザの期間内なら学校に通えるので、現地の語学学校で英語スキルをアップするのも将来的に役立つでしょう。
しかし働けないので、資金に余裕を持って渡航することが必要です。

私もオーストラリアのシドニーに観光で入国。
語学学校に通い、学生ビザに切り替えて専門学校でITを学びました。
旅行会社でアルバイトもしながら、結局合計2年ほど滞在した経験があります。
また、仕事をリタイヤした方が老後の移住先を探すときも、観光ビザで実際に滞在して暮らしやすさを実体験するのがおすすめ。
海外に今すぐ行きたい!という場合はてっとり早い方法です。
各国の大使館サイトなどから、観光で入国するための情報を確認してくださいね。
ワーキング・ホリデー制度を活用する
海外に住むふたつ目の方法は、ワーキング・ホリデー制度の利用です。
ワーホリなら期間の制限はありますが学校にも行けるし、仕事も可能。
1年間たっぷりいろんな経験ができるので、海外に住みたい人は活用する価値がある制度だと思います。
ただ、年齢制限があるのがデメリットです。

私はオーストラリアとニュージーランドでワーホリを経験。
オーストラリアではブリズベンで語学学校に通い、そのあと次のような仕事でお金をためて雄大な国を旅行をし、忘れられない思い出ができました。
- 日本食レストラン
- フルーツピッキング(農場での仕事)
ワーホリがつく仕事の定番、日本食レストランで働いて感じたことをまとめました。
よかったらご覧ください。
私が滞在していたとき、よくあるワーホリ期間の過ごし方は次のような感じでした。
- 3ヶ月語学学校に通う
- 6ヶ月働く(同じ雇い主のもとで働ける期間に制限がある場合もあり)
- 最後の3ヶ月で国内旅行をする
- お金に余裕があれば他国を経由し、旅行しながら日本に帰国する
ニュージーランドではギリホリ(年齢制限ギリギリで制度を使って渡航すること)でクイーンズタウンに住みました。
そしてそのあと、観光ガイドの仕事を通じてワーク・ビザを取得しています。
12ヶ月海外生活を堪能する、もしくは自分にあっていないと思ったら半年で帰ってもよし。
1年たっぷり満喫してほかの国に挑戦するのもあり。
NZはラグビーが強いので
という夢をかなえるためにも向いています。
また私のように滞在している国が気に入ったら、ほかのビザに切り替えて長期で住む方法を探す時間もあります。
日本にはワーキングホリデー協会があるので、必要な情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?
語学学校・専門学校・大学に留学する
長期留学も比較的気軽に海外に住める方法のひとつです。
ワーホリに比べ、長期の留学はお金がかかってしまうのが玉にキズ。
しかし、留学で学んだ語学・専門スキルなどを使えば、その後いろんなオプションがあります。
ニュージーランドで多くの学生が通うのは、次のような学校です。
- 語学学校
- 専門学校(ポリテクニック)
- 大学 など
ニュージーランドでは取得した資格により、ポストスタディ・ワークビザという働けるビザの申請も可能。
好きな国にしっかり腰をすえて住みたい、ゆくゆくは永住したい。
という人は、しっかり計画して挑戦するのもよいのではないでしょうか?
私の住んでいるダニーデンには、ニュージーランドでもっとも古いオタゴ大学があり、世界中からの留学生が学んでいます。
大変美しい建物の大学なので、こちらの記事もよかっから参考にしてください😊
海外に支店がある会社で働き駐在員になる
海外に支店がある会社に就職し、以下のような職種で海外駐在員になる方法もあります。
- 営業職
- 技術職
- 管理職 など
海外の駐在員になれる可能性が大きいのは、大手メーカーや総合商社。
そのほかにも金融、政府関係もチャンスが高いでしょう。
デメリットは、好きな国や地域に行けるとは限らないこと。
いざ海外に転勤になったら、思い描いていた場所とまったく違って理想からかけ離れた生活に…なんていうこともありえます。
ちなみに、

海外なら外資系のほうがチャンスがある?
と思ってしまいいませんか?
海外駐在員になるために転職するなら、海外事業に関わる部署が有利。
とはいっても、ひとりで情報集するのはなかなかむずかしいものです。
そんなときは、次のような転職サービスをうまく利用するのが時間の短縮になり効率的なのでおすすめします。
現地採用の仕事に応募する
レベルが上がりますが、住みたい国で求められている専門スキルをつけて現地で就職する方法もあります。
具体的には、次のようなやり方です。
- 日系企業の現地採用に応募する
- 現地会社の仕事に応募する

私の町でも以前、日本人の美容師さんを募集していました。
- 日本食のシェフや板前さん
- IT関連
- 医療関係
- 建設関係の技術者 など
探せばたくさんありそうです。
- 仕事のスキルを使って海外に住みキャリアを積みたい
- ゆくゆくは永住したい
という場合は、日本でしっかり計画的に技術と経験を重ねると有利です。
ニュージーランドでは不足している人材を公開しているので、あなたも行きたい国について調べてみてはいかがでしょうか?
国際恋愛・結婚で相手の母国に住む
仕事以外で海外に住む方法、そのひとつは「パートナーの母国に住む」ことです。
- 日本で出会ったパートナーが海外の人だった
- 外国にいるときに現地の人と付き合い始めた
- 旅行中に海外の人と恋に落ちた
など、なかには海外パートナーがいる人もいるでしょう。
(私も最終的にニュージーランド人と結婚して永住しています。)
そんな場合は、パートナーの国に住むことも選択肢のひとつ。
というと簡単なように聞こえるかもしれませんが、実は大変なことも多いんです。
パートナーにスポンサーしてもらうビザを取得する場合、ビザがおりなければ日本に帰国しなくてはいけません。

ビザがとれるまではストレスが大きい。
またもし破局を迎えた場合は、違うビザに切り替えないと住み続けられなくなるのが悲しい点です…
しかしビザがおりてなかよく暮らしている限り、就業できたりその国に永住するという将来の可能性もあります。
ちなみに私はNZで以下のようにビザを何度も切り替え、永住にいたりました。
- ワーキング・ホリデー・ビザ
- ワーク・ビザ(ガイド会社がサポート)
- ワーク・ビザ(パートナーシップ)
- レジデント・ビザ(パートナシップ)
- パーマネント・レジデント・ビザ(永住権)
まわりの女性も、わりとこのような流れが多いような気がします。
私は2と3の間で、ツアーガイドとしてレジデント・ビザ(技能移民部門)を申請したのですが、却下されたつらい経験も…
さて、「今からパートナーを探すぞ!」という人は、私の経験から次のような場所で積極的に出会いを探してみては?
ただ、なかにはかなり不順な動機で近づいてくる人もいるので、注意は必要です。
- 英語学校や英語カフェ
- 海外交流センターなどが主催のイベント
- アイリッシュパブや英国パブなどの飲み屋さん
忙しくてなかなか外で出会いを探せない…
という人は、次のようなアプリでも外国人パートナーに出会えるチャンスがあります。
こちらも同じく、会う前に少しでもあやしいと思ったらやめることが大切ですよ。
ノマドワーカーとしてフリーランスで働く
最後に「ノマドワーカー」という、世界中どこでも仕事ができる方法をご紹介します。
ノマドとは「遊牧民」を意味する言葉です。
代表的な仕事は以下のように、インターネットとパソコンがあれば仕事ができる職種。
- Webライター
- ブロガーやアフィリエイター
- Webデザイナー
- Webエンジニア など
すでにクライアントがたくさんいて、安定して稼げているなら海外に飛び出して好きな国で働くことも可能です。
ノマドワーカーは、いろんな場所を旅行をしながら、フレキシブルに仕事ができるのがメリット。
その一方、次のような誘惑やデメリットもあります。
- 収入が不安定になることがある
- インターネット環境が悪いと仕事がはかどらない
- 海外の雰囲気でなまけてしまい自己管理がむずかしい など

私はノマドではありませんが、在宅Webライターをしています。
ブロガーやWebライターに挑戦したい方は、こちらの記事も参考にしてください😊
海外に住む7つの方法のまとめ
この記事では、7つの比較的現実的な海外に住む方法をご紹介しました。
- 観光ビザで好きな国に短期滞在する
- ワーキング・ホリデー制度を活用する
- 語学学校・専門学校・大学に留学する
- 海外に支店がある会社で働き駐在員になる
- 現地採用の仕事に応募する
- 国際恋愛・結婚で相手の母国に住む
- ノマドワーカーとしてフリーランスで働く
私のまわりでは、次のような人は思いをかなえているような気がします。
- 「なにがあってもぜったい海外に住む!」という強い意志を持っている
- 情報収集力がある
- 行動力がある
- 人との縁に恵まれていたり、大事にする
あなたは、実現できそうな方法がありますでしょうか?
海外に住むことは大変なことのように感じますが、人生は一度きりです。
チャンレンジできることはすべてやってしまいましょう!
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