40歳を過ぎて、手を出すのが恥ずかしくなってきた…
そんな手の甲の老化に悩んでいませんか?
この記事では、若々しく手を改善する前に知っておきたい、手が老化する3つの原因をわかりやすく紹介します。
あなたの手をきれいにする大切なヒントになるかもしれないので、ぜひご一読くださいね。

手は結構見られてるよ。
いつの頃からか、人前に手を出すのが恥ずかしくなった…
いったい私たちの手は、若いころと何が変わったのでしょうか?
手の老化の具体的な例はこんな変化です。
【手が老化するとどうなる?】
- シミ・シワが増える
- 焼けて黒く汚くなる
- 血管が浮き出て目立ち、ボコボコする
- 痩せて筋や骨が浮く
- 骨っぽくゴツゴツ、男性のようになる
あなたはいかがですか?
このような40代〜50代の手のことを「老け手」と言うそうですよ〜。
いやですよね!
ではなぜ上のような手の老化が起こってしまうのか?
この記事では、手が老ける原因を3つ紹介します。
項目をクリックすると飛ばし読みできますよ。
【手が老ける3つの原因とは?】
若々しい手に改善するためにも、まずは理由を知っておきましょう!
手の甲のハリや弾力成分が少なくなるから
手が老けてしまうひとつ目の理由は、
手の甲のハリや弾力を作る成分が少なくなるから
赤ちゃんの手はぷりぷりですよね〜。
そしてあなたも、10代のころはピーンとハリがある手の甲だったのではないでしょうか?
このピーンの正体は、肌の表面である表皮の下、真皮層にあります。
出典:近畿大学農学部
真皮層には、次のようなたんぱく質成分が若々しくふっくらとした手を作っています。
【手の甲のふっくら成分】
- コラーゲン
- エラスチン
コラーゲンとエラスチンのふたつの成分は一緒に働き合います。
そして、バネ・または網目のように弾力を作るんです。
そして網目の間に、次のような保湿や保水成分がぎっしり閉じ込められています。
【網目の中の保湿や保水成分】
- ヒアルロン酸
- セラミド
そのため若いころは、手の甲がみずみずしく、ピンとしたハリと弾力が保たれます。
しかし、40歳をすぎるとエラスチン、コラーゲンは減少を開始!
減少する大きな理由は、
コラーゲンとエラスチンが作られる量は、「エストロゲン」という女性ホルモンに影響されています。
そのため閉経が近づき、女性ホルモンが減少すると同じようにコラーゲンとエラスチンは減ってしまうことに。
そして、若いころはしっかりしていた網目も壊れていってしまいます。
網目が壊れると、その中の潤い成分も閉じ込められなくなりますよね。
そのため、40代半ばを過ぎると一気に手の甲のハリや弾力が失われ
- ハリや弾力がなくなりシワが増える
- たるみ・しぼんで年老いた印象になる
というわけです。
お会計のときの自分の手にギョッとした!
こんな風に手が老化するひとつ目の原因は、肌から弾力・ハリの成分が減ってしまうことです。
ところで、肌に関してはネットの情報だけでなく、この本がとってもおすすめ!
中古でも売っているので、手を含め肌をきれいにしたい女性は、ぜひ読んでみてください。
肌が紫外線や刺激を受けやすくなるから
手が老化するふたつ目の原因は、
年齢を重ねると肌へのダメージが大きくなるから
これも女性ホルモンの減少が関係していますよ〜。
女性ホルモンは、紫外線や洗剤のダメージから肌を守ってくれる働きがあります。
しかし、加齢により女性ホルモンが減少すると、刺激がダイレクトに手の甲に与えられてしまいます。
【なぜ紫外線は手を老けさせる?】
紫外線がNGな理由は、コラーゲンやエラスチンが紫外線に当たると破壊されてしまうからです。
特に、若いころから日焼けをしていた場合、ハリや弾力成分がすでにかなり減っている可能性がありますよ。
そして、紫外線の影響は手の弾力やハリが損なわれるだけでなく、メラニン色素を増加させ、シミが増える原因にもなります。
また年齢を重ねると、肌が生まれ変わる新陳代謝のペースもぐっと落ちることに。
そのため、40歳を過ぎると新しいコラーゲンはほとんど作られないともいわれているんです!
以上をまとめると、
- 今真皮層にあるハリ・弾力成分が紫外線で破壊されていく
- 新しいハリ・弾力成分がこれ以上作られない!
というダブルパンチ!
40歳を過ぎると手の老化が一気に進んでしまいます。
そして、手の老化につながるダメージは、紫外線だけではありません。
実は水仕事、洗剤や消毒剤などの刺激も影響しているんです。
年がいくと肌のバリア力が弱くなり、紫外線や洗剤などのダメージで
- どんどん乾燥・カサカサが進み
- シミやシワも増え、年老いた印象
になってしまいます。
若い女の子の手がきれいでうやらましい!
そんな風に思ってしまう、あなたの手の老化が起きるふたつ目の原因は、年齢とともに肌が紫外線や刺激を受けやすくなるからです。
手の甲の脂肪が減るから
手が老けてくる3つ目の理由は、
加齢とともに手の甲が痩せてしまうから
なんだか最近手の甲の筋や骨が浮き出ている…
という女性は、女性ホルモンの減少により、手の甲の脂肪が減っている可能性があります。
10代や20代のころは、女性ホルモンの働きで、身体に若さあふれる適度な女性らしい丸みが出ます。
しかし、女性ホルモンの分泌は20代〜30代の頃がピーク。
40歳を過ぎると女性ホルモンは減少を始めてしまいます。
そして、女性ホルモンの働きが少なくなることで、手の血管や骨、筋の周りの脂肪組織が減ってしまうんです。
その結果、手の甲にたるみが出て、シワが目立つようになってしまいます。
それだけでなく、今まで隠れていた筋や骨、血管が目立つようにも。
しかし、
「あれ、女性ホルモンが減少すると新陳代謝が遅くなって、脂肪がつきやすくなるのでは?」
と思いませんか?
実は、残念なことに、身体に脂肪がつきやすくなっても、手の甲に関しては逆。
脂肪細胞が減少してしまうんです。
つまり、体重は増えている、顔は太ってきても手は痩せてゴツゴツしたり、ガリガリになってくる…
ということがわかっています。
お腹周りや顔は太ったけど、手の甲は痩せて、血管や筋が目立ってしまった…
40代後半や50代になると、こんな悩みも増えてきます。
手の老化3つ目の理由は、手の甲の脂肪が減ってしまうことです。
手の血管は老化して太く硬くなるって知ってた?
ところで、
手の甲に血管がボコボコ目立って困っている…
という女性もいるのではないでしょうか?
若いころは目立たなかった血管が浮き出るようになる理由は3つあります。
【手に血管が目立つようになる原因】
- 血管が老化し、硬くなる
- 生活習慣病により、血管が太くなる
- 手の甲のハリがなくなり、脂肪が減る
血管はもともと、しなやかで収縮するもの。
しかし、年齢を重ねると血管の壁がだんだんと厚くなって縮みにくくなり、硬く太くなってきます。
その様子は、まるで伸び切ったゴムのようです。
その結果、手の甲にボコボコと浮いて見えるんです。
また血管の老化は、50代になると女性も割合が急に増える生活習慣病によるところが大きいんですよ。
40代女性の5人にひとりがかかっているといわれる生活習慣病になると、血がドロドロして血流が悪くなります。
そうすると手の甲の静脈に血液がとどこおって血管を押し広げてしまい、太くなってしまいます。
手の変化を感じたら健康のためにも、今までの習慣を見直してみるいい機会かも。
これらの血管の老化に加え、手の甲の肌も老けてしまうため、合わせて血管のボコボコが目立ってしまうようになります。
なぜ手が老けて見える?手の老化が起こる原因のまとめ
若いころは気にならなかった手の甲。
しかし、40代、50代になってくると次のような理由で、老化がはっきりあらわれてきます。
- 手の甲のハリや弾力成分が少なくなる
- 肌が紫外線や刺激を受けやすくなる
- 手の甲の脂肪が減る
そして、以下のような「老け手」の具体的な悩みが一気に加速!
- 手のシミやシワが目立つ
- 焼けて黒く汚い
- 手の血管がボコボコ浮き出る
- 手が痩せてガリガリ
- 手の甲の骨や筋がゴツゴツ
特に、今までお手入れをしてこなかった女性は要注意!
実は私もそんなひとり。
でも今からでも遅くはありませんよ〜。
次の記事で対策法をご紹介していますので、さっそくできることから始めることをおすすめします。
関連記事>>>【手の老化!改善法まとめ】手を若返らせる5つの対策とは?
何歳になっても、自信をもって人前に手をさっと出せるようエイジングケアを始めましょう。
コメント