2024年10月26日、ラグビーニュージーランド代表チームのオールブラックスが日本代表チームと約2年ぶりに対戦!
そこでこの記事では、過去の試合について対戦成績を当時の雰囲気がわかる動画とともにご紹介します。
今までの戦績をおさらいしておき、今年の試合をより楽しみましょう♪
2024年の試合の詳細やチケットについて、また日本のテレビ放送予定についても最後にまとめましたので、参考にしてください。
オールブラックスと日本代表の対戦成績
ラグビー日本代表チームはオールブラックスと過去に7回対戦。
一覧表にまとめると、対戦成績は次のようになります。
対戦日 | スコア | 試合会場 |
---|---|---|
1987年10月25日 | NZL 74-0 JPN | 花園ラグビー場(大阪) 日本 |
1987年11月1日 | NZL 106-4 JPN | 国立競技場(東京) 日本 |
1995年6月4日 | NZL 145-17 JPN | ブルームフォンテーン 南アフリカ |
2011年9月16日 | NZL 83-7 JPN | ハミルトン ニュージーランド |
2013年11月2日 | NZL 54-6 JPN | 秩父宮ラグビー場(東京) 日本 |
2018年11月3日 | NZL 69-31 JPN | 味の素スタジアム(東京) 日本 |
2022年10月29日 | NZL 38-31 JPN | 国立競技場(東京) 日本 |
では、それぞれの試合について動画とともにご覧ください 😊
1987年10月と11月
引用:サンスポ
1987年5月〜6月、第1回ラグビーワールドカップがニュージーランドとオーストラリアで共同開催されました。
そのはじめて行われたワールドカップで、ニュージーランドは初代チャンピオンに輝きます。
日本代表はプールマッチでオーストラリア・イングランド・アメリカと戦いましたが、惜しくも3敗しました。
その真の世界王者、オールブラックスがフルメンバーで10月〜11月に来日。
当時のラグビーファンにとっては、大変興奮するツアーだったことが想像できますね!
対戦内容としては、のちに日本代表チームの監督となるジョン・カーワン氏など世界的な一流プレーヤーが実力を見せることに。
日本代表はボールを取れずにテストマッチ2試合ともに悔しい結果となりました。
テストマッチ2試合を含め、全5試合が日本で行われています。
- 94−0 (NZ勝利) ジャパンB(日本選抜)
- 74−0 (NZ勝利) 日本代表
- 96−3 (NZ勝利) アジアバーバリアンズ
- 106−4 (NZ勝利) 日本代表
- 38−9 (NZ勝利) プレジデントフィフティーン
以下の動画は、日本の国歌斉唱の最後の部分と、1987年日本代表戦の前の「ハカ」。
今のハカとは印象が少し違いますね。
試合前のハカもどんどん変わってきていることがわかります。
1995年6月
出典:Stuff
オールブラックスとの3回目の対戦は、1995年のワールドカップです。
南アフリカで開催されたワールドカップでの対戦は、その後「ブルームフォンテーンの惨劇」や「ブルームフォンテーンの悪夢」などと呼ばれることに…
その理由は、日本の大敗にあります。
最終スコアは、145対17でした。
この試合で、日本にとっては全然うれしくない、ワールドカップ史上いくつかの記録をオールブラックスがつくりました。
- 大会史上最高得点ー145点
- 1プレーヤーによる最高得点ー45点
(サイモン・カルヘイン選手) - 1プレーヤーによる最高トライ数ー6トライ
(マーク・エリス選手)など…
当時は、ジャパンがその後成し遂げる、2015年の輝かしい「ブライトンの奇跡」、そして2019年のベスト8進出を誰が想像できたでしょう!
凄まじくはかりしれない努力とトレーニングが日本代表をここまで強くしたんですね…
下の動画は1995年の試合がフルで録画されたものです。
悔しい気持ちになりますが、オールブラックスも本気で向かってきたことがわかります。
2011年9月
日本代表がオールブラックスと4回目に対戦したのは、2011年のワールドカップです。
ジャパンのヘッドコーチは、前大会に引き続きジョン・カーワン氏。
キャプテンは、2008年から日本代表スキッパーをつとめる菊谷崇選手でした。
そして当時サントリーに所属していた小野澤宏時選手(上の写真)は、コリン・スレード選手からボールをインターセプトして40mのラン、チーム唯一のトライをあげています!
最終スコアは、マア・ノヌー選手などの活躍により83対7、13のトライを奪ったオールブラックスの勝利でした。
この大会でジャパンはフランスを相手に、後半4点差まで追い上げてもう少しで勝利!というところまでいったことが印象的。
ニュージーランドでも日本の活躍が大きな話題になったのを覚えています。
下の動画は、ニュージーランドのハミルトンで、試合前に行われたオールブラックスのハカです。
最初の動画のハカより、かなり迫力が増していますね。
2013年11月
5回目の対戦は2013年、東京で開催。
前売り券は初日に完売、秩父宮には2万454人の観客が集まりました。
ジャパンは前半、五郎丸歩選手が2本のペナルティゴールを決め、前半20分まで互角の展開と奮闘!
しかし、リッチー・マコーキャプテンや、のちに神戸製鋼でプレーするダン・カーター選手やベン・スミス選手などのスター選手が実力を見せます。
最終結果は、カーター選手がコンバージョンで10点をあげるなどし、54ー6となりました。
入院中だったエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは、次のように試合を振り返っています。
「最初の20分間はよかった。世界のトップ10に勝つためには、同じことを50分間続けなくてはいけない。われわれの目標はこれからの2年間だ」
引用:Sports Navi
指揮官エディーさんは、2015年のワールドカップを見据えていたんですね。
下の動画は、2013年のテストマッチのハイライトです。
満員の秩父宮がわいています!
2018年11月
6回目の日本代表対オールブラックスの試合は2018年。
2019年のワールドカップ1年前に行われたこのテストマッチでは、4万3,751人のファンがスタンドを埋めました。
ジェイミー・ジョセフHC率いるジャパンは多くの見せ場をつくり、オールブラックスに対し過去最多得点となる31点をあげます!
今まですべての試合での合計トライ数が4だったのに、この試合だけで5トライを奪ったんです。
最終スコアは69対31でしたが、ワールドカップが大変楽しみになった試合となったのではないでしょうか?
2022年10月
そしてもっとも最近行われた試合は2022年。
記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?
国立競技場では、2019年のワールドカップ以外における日本のラグビー試合で最高観客人数の6万5188人が熱狂!
結果は、31 – 38と7点差!
この試合の後のニュージーランドメディアの反応を記事にまとめているので、ぜひご覧ください。
以上、日本代表対オールブラックスの過去7試合についての対戦成績でした。
最初は得点差も大きかったですが、試合を重ねるごとにジャパンが躍進していることがわかります!
今年のテストマッチはどんな熱い試合を魅せてくれるのか、今から本当に楽しみですね。
君が代はもちろんですが、一緒に口ずさみたいNZ国歌・ハカの予習はこちら♪
日本代表vsニュージーランド代表2024年の試合詳細やチケットについて
2024年に行われるジャパン対オールブラックスの詳細は以下となります。
- 日本代表 対 ニュージーランド代表
- 2024年10月26日(土)
- 14:50キックオフ
- 日産スタジアム(神奈川県)
チケットの販売については日本ラグビーフットボール協会の公式サイトで発表されていますので、参考にしてください。
日本代表対オールブラックスの放送予定
10月26日のオールブラックス戦は次のメディアで放送・配信される予定です。
- 日本テレビ系・地上波全国
14:30~17:00 (生中継) - J SPORTS 1
14:20~17:30(生中継) - J SPORTSオンデマンド
14:20~(LIVE配信) - Hulu
14:30~ (LIVE配信)
- 残念ながらチケットが取れなかった…
- 東京以外に住んでいて観に行けない…
という方はテレビで応援しましょう!
最新情報は各メディア公式サイトを確認してくださいね。
今年のオールブラックスのテストマッチはWOWOWで放送されていますが、日本代表戦はJ SPORTSですよ。
まとめ
この記事では、ラグビーニュージーランド代表と日本代表の過去の対戦結果についてまとめました。
今までオールブラックスの全勝となっていますが、点差は縮まってきています。
また、ABsのトップ選手が日本のチームでプレーしたりと、かなり親しみを感じるようになってきましたよね。
ファンにとっては、友好的な交流の機会としても大変楽しみな来日です。
めいっぱい応援して、このすばらしい機会を楽しみましょう😆
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