2018年のオールブラックスvsイングランド戦
(アイキャッチ画像はinterloose.comよりお借りしました。)
オールブラックスvsイングランドの試合は日本時間今夜0時キックオフ!
オールブラックスのスティーブ・ハンセン監督は今回の試合について
ワールドカップに向けてのビッグマッチ
イングランドファンで満員のスタジアムでのアウェー試合はいつも厳しい
とコメントしています。
周りの人に聞くと、なぜかニュージーランド人はイングランドにラグビーで負けるのはワラビーズに負けるより悔しいそうです。
対決ではオールブラックスが勝ち越しているんですが、未だに93年のテストマッチで負けたことを根に持って引きずっているんですよ!
そんな火花がバチバチの明日の試合、早速
- オールブラックスの先発メンバー
- 試合の見どころ
- 注目選手
などをご紹介したいと思います。
オールブラックスの先発メンバー
明日の先発メンバーはこちら、ケガでジョー・ムーディ、サム・ケインが不在ですが、ほぼ
現在最強のAチーム
と言っていいでしょう!
ポジション名はニュージーランド式で呼んでいます。
1、ルースヘッドプロップ | カール・トゥイヌクアフェ |
2、フッカー | コーディー・テイラー |
3、タイトヘッドプロップ | オーエン・フランクス |
4、左ロック | サム・ホワイトロック |
5、右ロック | ブローディ・レタリック |
6、ブラインドサイドフランカー | リアム・スクワイア |
7、オープンサイドフランカー | アーディ・サヴェア |
8、ナンバーエイト | キーラン・リード(キャプテン) |
9、ハーフバック | アーロン・スミス |
10、ファーストファイブ | ボーデン・バレット |
11、レフトウィング | リエコ・イオアネ |
12、セカンドファイブ | ソニービル・ウィリアムズ |
13、センター | ジャック・グッドヒュー |
14、ライトウィング | ベン・スミス |
15、フルバック | ダミアン・マッケンジー |
そしてケガでの長期ブランクから復帰したフッカー、デイン・コールズが久々のベンチ入り。
また先日のアンラッキーなケガで6週間の休養となったプロップ、ジョー・ムーディのポジションをカバーするためにオファ・トゥウンガファシが登録されています。
デイン・コールズ |
オファ・トゥウンガファシ |
ネポ・ラウララ |
スコット・バレット |
マット・トッド |
TJ ペレナラ |
リッチー・モウンガ |
ライアン・クロッティ |
オールブラックスvsイングランドの見どころは?
試合はイギリスはロンドン、トゥイッケナムスタジアムで行われます。
収容人数はなんと8万2千人!
- 11月11日(日)
日本時間午前0時
ロンドン トゥイッケナムスタジアム
今までの対決では
合計40試合 | |
オールブラックスの勝利 | 32 |
イングランドの勝利 | 7 |
引き分け | 1 |
でニュージーランドが大きく勝ち越していますが、今回はどうなるでしょうか?
では見どころのいくつかをご紹介しますね。
イングランドはオールブラックスに走らせない!?
オールブラックスはランニングプレーが得意、どんどんフィールドを走ってトライを狙い、リズムに乗ると、どんなチームでも止めることが難しいのが強みです。
特に今回はこの2人
- ボーデン・バレット
- ダミアン・マッケンジー
が共にランニングアクションを見せてくれることでしょう。
このオールブラックスのプレースタイルをどうしても阻止したいイングランド。
素早いディフェンスでどんどんとオールブラックスにプレッシャーを与え、特にボーデン・バレットに走らせないようにしてくることが予想されます。
モールやスクラム、時にはペナルティーも利用して試合をスローペースにし、オールブラックスの思い通りのプレーをさせない作戦をとってくるかもしれません。
私の義父はイングランドのプレースタイルをよく
10 Man rugby
と呼びます。ファーストファイブ(10番)はボールを持つとすぐにキックして「まるで10人でプレーしているようだ」という表現。
イングランドはキックでテリトリーをかせいでくるのも特徴です。
エディー・ジョーンズ監督の戦略はいかに?
エディー・ジョーンズ監督は2015年のワールドカップで日本代表を率い、南アフリカ戦での勝利に導いたのが記憶に新しいですよね。
オーストラリア人のジョーンズ監督は以前オーストラリア代表チームのワラビーズの監督もつとめ、経験がとても豊富、そしてこんな評判がありますよ。
Clever and Cunning
頭が切れて、抜け目がないといったところでしょうか。そして勝利に関してとても貪欲です。
オールブラックスのことも知り尽くしているジョーンズ監督は、みんなが予想もしていないような勝利プランを考えているはずです!
どんな試合を仕掛けてくるのか、監督の手腕に注目が集まります。
ブローディ・レタリック選手が久々の先発
世界ナンバー1ロックといっても過言ではない
- ブローディ・レタリック
ケガから復帰し前回はベンチからのスタートでしたが今試合ではスタメンです。
ワールドカップ後は日本に短期的に来てトップリーグでプレーするのでは?という噂もあるレタリック選手、明日はどんな働きを見せてくれるでしょうか。
ミッドフィールドの新コンビに注目!
- ソニービル・ウィリアムズ
そして病気から復帰した
- ジャック・グッドヒュー
この新しいコンビに注目です。
経験豊富なソニービル・ウィリアムズと、若いながらも実力があるジャック・グッドヒュー、そして2人ともとてもパワフル、どんなプレーを見せるか期待が高まります。
2人のフッカー、どちらが活躍する?
ケガで1年ほどラグビーができなかった
- デイン・コールズ
が今回ベンチ入り。フッカーのスタメンは最近良いプレーが続く
- コーディ・テイラー
どちらがチームにより貢献するのかが、今後の彼らのオールブラックスの地位に関わってくるでしょう。
2人がどのような働きをするかに注目です!
イングランドのフランカー、ブラッド・シールドはNZ人!
イングランドの6番ブラッド・シールド選手はニュージーランド生まれ。
つい最近までスーパーラグビーのハリケーンズでプレーしていました。
でも残念ながら今までオールブラックスには選出されず、両親がイギリス人ということでイギリス代表チームでプレーすることを決断しました。
ニュージーランド人、とくにハリケーンズファンにとってはイングランドのジャージを着ている彼を見るのは少し複雑な気分ですよね。
でも彼がオールブラックスを相手に、どのような活躍をするのかに注目が集まっています。
フランス人レフリー、ジェローム・ガルセスの判定にも注目
今回の試合のジェローム・ガルセス主審は昨年のライオンズとの試合の際にソニービル・ウィリアムズにレッドカードを出したレフリーです。
彼はとてもルールに厳しい審判として知られていています。
ペナルティーで試合が止まりがちになるとオールブラックスは得意なスタイルで試合が運べず、イングランドのペースになってしまいます。
オールブラックスは、ガルセス主審にペナルティーを与えられないようにプレーする対策を行っていることでしょう。
オールブラックスvsイングランド戦のまとめ
明日の試合はワールドカップに向けてかなり興味深い試合ですが、日本ではJスポーツでも放送がないようですね。。?
日本でも視聴できるDAZN (ダゾーン)というストリーミング配信で生放送、もしくはオールブラックスのツイッターをフォローすると試合経過を追うことができます。
かなりの接戦が予想されるこのカードはニュージーランドでは明日の早朝4時からの放送、早起きするキウィが多そうです!
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